カテゴリー「ニュース」の記事

2015年1月30日 (金)

人質事件について考える

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人の命は地球より重い、賛成です。今回イスラム国から条件が提示されて大騒ぎしたのは日本の平和ボケでしょうが、それは過去の事として「なるほど」と感じるだけで良し悪しの議論はやめておきます。

私は現在の日本政府の対応を評価しています。憲法9条に誇りを持つ必要があります。軍事行動なしに人質を救出できると「信じて」行動すべきであり、自衛隊の派遣など将来にわたっても考えるべきではありません。自衛隊を出してしまえば日本は国としての信頼を失いますし、軍隊を出して今回の問題が解決するとも思いません。

ヨルダンの死刑囚解放を日本政府が無理に頼んでいないことも評価できます。彼女を開放すればすぐにまた大きなテロを起こし、ヨルダンやほかの国の人を危険に陥れます。自国の人の命も大切ですが、ヨルダンの人の命も大切です。私として小さな声を上げたいのは、日本は最善を尽くしている、日本の報道や海外の意見に惑わされてはいけません。交渉の力を信じて開放を求めていただきたい、アメリカ軍に頼むなんてことは絶対にやめてほしいと考えています。これこそが私たちが憲法9条を選んだことの勇気であり犠牲であると感じています。

 

2013年12月 6日 (金)

特定秘密保護法案は何が問題なのか

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個人情報保護法のように後で生活の支障にまでなりそうな困った法案が少なくありません。法律に疎い私ができるだけ理解に努めます。「特定秘密」の保護法案です。何が「特定」なのかといえば4項目あるのですが、ざっくりいえば国防と外交のようです。どういう風に保護するのかといえば、今でも秘密はあるのですがその秘密を「漏えいする事」と「聞き出すこと」が法律で禁止され罰則が用意されるのです。

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なぜ私が無関心になったかといえば報道が「必死」だからです。国民感情と報道がかけ離れており、報道を味方に付けた野党が久しぶりに生き生きしている、その姿があまりにも露骨すぎて個人的には引いてしまうし冷めてしまう、結果として私たちが知らなければいけないことを見失いがちです。

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報道の苦情は言わなくてもわかりますね。言論の自由を後ろ盾に視聴率重視の番組、スクープ狙いをするわけです。「某自民党員の話」「某自衛隊員の話」という噂に見せかけたようなニュースをよく見かけます。これが「特定秘密」に関してはできなくなるのです。「日本が第二次世界大戦に進んだ時と同じだ」と息巻く報道ですが、実際には昔に比べて情報はオープンでこの特定秘密だけで戦争に突き進むことは難しいとは考えています。

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ではなぜ自民党は急ぐのか。正直なところ今まで罰則がなかったことに驚きですが、私も必要な法律だとは考えます。アメリカと同盟を結んでいるのに共同戦線の日本から世界中に情報が洩れます。つまり日本はアメリカにとって大きな情報漏れの穴なのです。それをふさぎたい、アメリカと同盟を結ぶ以上、最低限の条件だと思いませんか?議論が足らないのは確かだと思いますが、日本の政治に足らないのはスピード感でもあります。最近の倫理観の薄れた報道に規律を戻すという意味でも個人的には総論賛成です。一方で個人情報保護法のように過度な情報の保護には反対、しっかりと議論してほしいという気持ちはあります。

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2013年11月 9日 (土)

JTの工場閉鎖

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JT4つの工場を閉鎖します。すべて地方で、郡山、岡山、浜松、平塚の4か所だそうです。東京や大阪などの大都市なら良いのですが地方での工場閉鎖は地域経済に大きな悪影響を与えます。しかしながら売れないものを作るわけにはいきません、慈善事業ではありません。今、生産量が大きく下がっている物に、たばこ、石油製品などがあります。一方で建築資材は波が大きく地震からの復興や高速道路の老朽化、オリンピック特需。波が大きい方が難しいのかもしれませんが、一方的に減っていくのもつらいものです。

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しかしたばこの生産量が減ることは日本人として期待したい、医療費高騰を考えればまだまだ喫煙者の数は減らす必要があります。たばこを吸う人が減る事によるたばこ税の減収より、医療費の減少が大きく、本当に困るのは医者ばかりという状況です。たばこの生産量は減ったほうがいいのです。

 

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JTも努力しています。冷凍食品や飲料でJTの文字を見る事も少なくないですね、多角化は進んでいるようです。しかしそれらの方面でも工場は海外と言う場合が多く、国内に工場を持ち続けることは難しくなってきたのでしょう。この日本国内と海外の労働賃金格差は特に高い技術を必要としない産業において本当に深刻です。

 

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JTの工場閉鎖ニュースを聞いて、ひどいと感じるよりは、「明日は我が身」という恐怖の方が大きいです。

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2013年10月16日 (水)

豪華列車が接触する理由

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豪華列車「ななつ星」が走り始めました。内装は超豪華、夢の列車です。いつかは乗ってみたい。この「ななつ星」が電柱に接触するという事故が発生しています。列車の設計ミスと思いましたら、なんと電柱の位置がかなり内側に偏っている、何十年も前の国鉄時代からの話だそうで一切点検を行っていなかったそうです。そもそもレールと電柱の距離なんて変わることはないのですから点検するわけがありません。ただ運転手の皆さんは「ここは幅が狭いなぁ」とか思わなかったのでしょうか。
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JR北海道の業務怠慢が大きな問題なっています。しかし急に始まった事態ではなく、たぶん国鉄と言う国営企業時代からの殿様体質と言いますか、悪い体質が残っているのでしょう。国の組織は民間のように利益や安全を追求する監査が不十分で、自浄能力がうまく働かない場合があります。例えば社会主義国では社員の怠慢が大きな問題です。JRのサービスはずいぶん改善されましたが、まだ目に見えない古い体質が残っているのでしょう。

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JRを攻めるつもりはありません。どのような企業でも古い体質からの脱却は大きな課題です。民間企業でも最近のグローバル化で日本型経営からの脱却に苦戦しています。JR北海道は膿を出し、本当の民間企業への生まれ変わるチャンスです。また国鉄はかつて一つの大きな企業だったのですから、JR各社に同じ問題を抱えている恐れがあるので、お互いに情報交換をしながら効率的に本当の意味での「安全最優先の企業」に生まれ変わることを期待しています。

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安全「第一」という以上、第二や第三があることはあまり知られていません。企業によってはコスト、スケジュール、品質などが企業の方向性に従い順位づけられているはずです。JRはスケジュール第一主義になり安全面や顧客の満足度に妥協があるような気がしています。国営企業と民間企業の大きな差は「顧客満足度」であり、顧客の最大の期待…いえ利用客のJR利用絶対条件は十分な安全です。コストバランスは大切ですが、JRの過去の大きな事故から考えてもう一度安全第一の定義に立ち返り、スケジュール(ダイヤの乱れ)の優先順位を下げてもらいたいですし、先日の悲しい踏切事故再発防止の根本解決として高架化を含めた安全対策をしっかりと考えてください。

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2013年10月 9日 (水)

柔軟仕上げ剤の香り

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某社の白斑の大被害以来、消費者が化学製品に対する疑いの目を持っています。とてもいい事ですし、企業も健康面の懸念に対し以前より真摯に対応してくれるようになるはずです。日本人の自然に反するきれい好きは今後、いろんなところで見直されていくはずです。例えば洗剤などは殺菌効果を歌っていますが、良い菌も悪い菌も殺します。その排水が環境に与える影響を無視することはできません。下水処理をしていますが、原発事故ほどではないもののある程度漏えいだってするわけですし、海外などは海に垂れ流しているかもしれません。

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今話題になり始めているのは柔軟剤の香りです。極端な持続力があるのですから「自然分解しない化学物質」と考えるべきです。これがアレルゲンではないかと疑われ始めています。ホルムアルデヒドがアレルゲンであったように、自然界にない化学薬品はごく一部の方にとってアレルゲンである可能性があります。これは発売前のテストでは見つかりませんから、消費者の声をしっかりと聴くべきですね。一方で高い機能、つまり危険なほどに化学処理された化学物質を求めているのも消費者です。

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この話題で面白いのは「不快な香りである」というアレルギーとは関係ない話題が出てきている点です。よい香りは一般論であり、一部の人にとっては不快なようですね。確かに過度な香りはストレスの要因になります。かつて保険のおばちゃんが強烈な香水を身にまとっており、耐え切れず、姿を見るたび走って逃げていたことを思い出しました(笑)香りには視力のような敏感な人と鈍感な人への尺度がありません。また強い香りをかぎ続ける事でその香りにマヒするという機能が鼻にはあります。Osk0394
 

今後どのように盛り上がってくるのかわからない話題ですが、柔軟剤であまり強い香りをつけるのは私も好きではありません。

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2013年9月11日 (水)

マダニに注意

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マダニにかまれることで死亡する事故が増えてきています。ワクチンはありません。マダニが悪いのではく原因はウイルスです。関西では兵庫県や和歌山でもマダニからウイルスが見つかりました。大阪は見つかっていないから大丈夫…なわけないですよね。兵庫県から和歌山まで行く間に大阪を通過しているはずです。単に見つからなかっただけでたくさんいるはずです。

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さてそれではどのように注意すればいいのでしょうか。マダニは狂暴で1週間くらい食いついたままというケースもあるようですね。無理にとると更に危険だそうです。食いつくときに気が付かれないように麻酔液を流し込むのですが、ここにウイルスがいます。早めに気が付けばよいのではなく、刺された瞬間から危ないので絶対に刺されない事が重要です。それでは防止策は何でしょう。

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山に行かなければいい、芝刈りをしなければいい…確かにそうですがレジャーもありますし難しい話です。長袖長ズボン、これが可能な最後の手段と言えますがダニは付着したままになりますので山に行ったときの服はすぐにかならずしっかり洗濯する事も重要ですね。ダニは生物ですから当然服を上ってきます。上りづらい服や靴を選ぶのも一つの手ですが、山に革靴と革ジャンでいけませんよねぇ。

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とても小さくて見つけにくいマダニ。不要な山歩きを控えるのが得策ですが運動不足も健康リスクですから本当に難しい問題ですね。

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2013年9月 5日 (木)

「大誤報」はなぜ起こったのか

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大阪市長による慰安婦問題発言が今でも尾を引いています。時間が解決する問題、ぶり返さないほうが良いと考えず、某市長の「真っ向勝負」がどういう結果となるか今後を見守りたいですね。

 

さて、今回は彼の発言内容を非難する事が目的ではありません。彼の「大誤報」という言葉を信じて、なぜ失言問題が繰り返されるのか考えてみたいのです。発言には必ず聞き手がいます。日本の言葉はあいまいで、それゆえに複雑なニュアンスを含みます。発言には本音と建前があって、建前を発言しているつもりでも本音がニュアンスとして出やすいようです。そしてこのニュアンスの汲み取り方は全てが聞き手にゆだねられます。

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私は日本の報道に不安を感じます。その点は某市長と同意見かもしれません。報道とは個人の解釈を加えるべきではありません。しかし視聴率を上げるため視聴者を扇動するという「本能」が生まれます。発言の一部を抜き取り、ニュアンスを強調して伝えると発言者の意図が伝わらない報道=「失言」となります。ただ忘れてはいけないのは例え報道に作為があっても発言者にも問題があります。誤ったニュアンスでとらえられている部分には「本音」が含まれます。本音をくみ取られないようにするには十分な日本語の勉強か、もしくは「無駄に発言しない事」が重要です。某市長の発言は止まらないでしょうから、「誤解を招かない表現力」(言葉を変えれば本音を完璧に隠す技術)を身に着けるべきです。

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今回の問題は確かに翻訳にもありました。翻訳が難しい日本語があることは、海外の人と仕事をした人には理解できるでしょう。そして翻訳が難しい言葉には「翻訳者の解釈」を含むのです。「水商売」「風俗」という言葉も翻訳の難しい日本語の一例であり、文脈から意訳が必要です。「慰安婦や性犯罪をなくすために水商売の活用を」という文章では水商売の並列として慰安婦、性犯罪があります。性犯罪と並列ですから、翻訳技術を持った人であれば、この文章で水商売を居酒屋やスナックとして翻訳するわけがありません。「合法的な性行為」と意訳するでしょう。つまり個人的には単純に日本語という意味で「正確な翻訳」であり大誤訳ではありません。彼の発言が言葉足らずだったのか、報道で一部がカットされたのかもしれませんが、やはり本音が見えます。

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大誤報だったと問題を長引かせるより、表現が悪く本意ではない失言になってしまったと謝罪したほうがおさまりはよいように感じます。

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2013年1月28日 (月)

北アフリカの苦難

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アラブ社会と言った方が良いかもしれませんが。

ジャスミン革命は最初、平和的だったかもしれませんが、日本の明治維新を思い出します。明治維新が「平和裏に」という話は全くの誤解で戊辰戦争などが勃発し、会津の白虎隊、五稜郭での新撰組壊滅は悲惨でした。その後、西南戦争を経てやっと日本は一つになりました。ただその時代は日本という境界がまだ曖昧で、朝鮮半島や満州など現在の地図で見れば明らかな日本の外に侵略戦争を起こしました。日本が平和になったのは明治維新から80年近くたった太平洋戦争後と言えるかもしれません。

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同じことが北アフリカの諸国で起こっています。いえ、まだ前段階なのかもしれません。エジプトの問題、シリアの問題、マリの問題、そして日本人まで巻き込まれたアルジェリアの問題がありました。今は落ち着いているように見えるリビアだって今後どうなるかわかりませんし、最悪、サウジアラビアに広がりを見せるようなことがあれば、日本への原油供給にも大きな影が忍び寄ります。

 
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日揮という企業に安全意識が欠如していたとは思えません。アジアでも軍隊に守られている工場は少なくありません(さすがに戦車は見たことがありませんが)。軍隊がいる=不安全とは思っていません。アルジェリアはさすがに安全な国だったとは言えませんが、今回の事件はマリとフランスの覇権の問題がからんでいます。またリビアの問題も影響しています。変化が激しすぎたため、日本ばかりでなく、ヨーロッパやアメリカでさえも危険を察知できていませんでした。

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今回の事件で日揮や日本の企業が発展途上国への貢献が停滞しない事を祈っています。しかし治安の問題は難しいですね。

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