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2015年12月 2日 (水)

世界の歴史を少し正確に理解する ゲルマン民族の大移動 その1

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歴史で学んだ「ゲルマン民族の大移動」、地理を無視した局地的歴史表現、言葉で覚えた単語、全体像が全く見えていませんでした。こんな事だから世界史が好きになれなかったのでしょうね。反省しております。ゲルマン民族を含めたユーラシア大陸全体の変化を見ておきましょう。

 

 

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ゲルマン民族の移動は心太式です。中国で375年前後に匈奴というモンゴルからの民族が南下し、「晋」を追いやって五胡の時代となります。匈奴という民族はモンゴルに住むいくつかの民族を大くくりでまとめた「北の野蛮人」的民族名です。例えば日本は「東夷」の中の「倭」民族でした。匈奴にもいくつかの民族が含まれており、その一つが「ハン族」ではないかという研究がすすめられています。

 

 

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西暦300年頃、モンゴル一帯にゴビ砂漠の拡大や気温の低下など気候変動があったと勝手に想像しているのですが、ハチの巣をつついたようにモンゴルから脱出しはじめます。一部が中国に向かい五胡となり、一部のハン族が西に向かったのです。地図を見るとわかりやすくて南のインドにはヒマラヤ山脈があり移動できません。ペルシアにはパルティアという強国があり制圧されたのではないでしょうか。中国ルートとカスピ海を北に迂回する東ヨーロッパへのルートは成功でした。

 

 

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東ヨーロッパに押し寄せてきたハン族に追いやられたのがゴート族でありゲルマン民族の一派です。ゲルマン民族は読み方を変えればジャーマン民族、英語ではドイツ人になります。もともとは黒海周辺にいた民族が移動してローマ帝国を避けるように北ヨーロッパ(ガリア)に広がり、ドイツ、イタリア、スペインまで到達します。彼らは将来、フランク王国となります。

 

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