« 世界の歴史を少し正確に理解する 不老不死を求めて | トップページ | 世界の歴史を少し正確に理解する 天皇家という存在 »

2015年11月17日 (火)

世界の歴史を少し正確に理解する 宗教画と歴史

Kyo0117

エンジニアのくせに(?)絵画が好きで、大学でも毎週芸術学の授業が楽しみでした。海外に行くと美術館巡り、メトロポリタン、ルーブル、オルセー、大英博物館、ナショナル・ギャラリー、ゴッホミュージアムなどを巡りました。印象派絵画しか見ない贅沢、今考えれば残念な過去です。キリスト教に興味が無かったから宗教画が苦手でした。宗教画には時代背景も描き込まれており、宗教と歴史的背景(世界史)の両方を知らなければ十分に楽しめません。例えば「落穂ひろい」とユダヤ教の関係などは歴史を学んで初めて知りました。

Kyo0113

 

日本史の勉強で仏像芸術に興味がわきました。法隆寺の阿修羅像などは宗教的、歴史的背景を知らなくても引き込まれますが、一般的に老朽化した仏像を芸術として見ても面白くありません。「弥勒」や「天」の存在意義を知る事で興味が出るのです。最近、インド神話に触れて更に面白くなってきました。京都の有名な寺院は一通り回ったのですが仏像の閲覧は有料の上に写真撮影ができないので、観ずに帰る事がほとんどでした。歴史を学んだ今、もう一度回ってみようか、特別展にも足を運んでみようかと考えています。

Kyo0116

 

宗教画も同じです。ユダヤ教やキリスト教を少し勉強しただけで絵画の面白さが格段に変わってきます。キリスト教の一つのややこしさに「マリア」と言う女性が3人出てきます。問題はマグダラのマリアで、スペインを中心に信仰されている女性です。キリストが復活した時、使徒の前ではなく、母親のマリアの前でもなく最初に彼女の前に現れます。キリスト教徒でも「なぜ」という疑念を抱きますが、新約聖書に何も書いていないので考察自体がタブー視されてきました。しかし「ダ・ビンチ・コード」ではイエスの配偶者ではないかという説が出ていましたね。大丈夫、多くの人がそう思っていたからベスト・セラーになったのです。

 

Kyo0118

レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」も観に行ったのですが修復前で「真っ黒」という印象でした。現在は姫路城同様に大胆な復旧が行われました。もう一度見に行く気合はありませんが、きれいになった絵画を見れば確かにイエスの隣に並ぶヨハネが女性に見えますね。一つの疑問として、それでは本当のヨハネはどこへ?今後は機会があれば宗教画も観に行ってみたい、楽しみが増えました。

Kyo0119

« 世界の歴史を少し正確に理解する 不老不死を求めて | トップページ | 世界の歴史を少し正確に理解する 天皇家という存在 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

フォト
無料ブログはココログ