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2015年11月21日 (土)

世界の歴史を少し正確に理解する 董卓と呂布

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黄巾の乱は後漢政府への警告だったはず、襟を正すべきだったのに全く懲りず、宦官と皇帝外戚の相続争いが続きます。宦官との争いに敗れ洛陽から脱出する幼帝がたまたま董卓に出くわします。董卓は皇帝を従え、外戚を味方につけて洛陽にて宦官を破り権限を掌握します。董卓は見事な田舎の親分ぶり、残酷にも程があるのです。あまりに残酷すぎるので、悪役づくりの演出なのかもしれません。彼の残虐な行動例を挙げれば幼帝(皇帝)を殺害、村民皆殺し、捕虜の女性をすべて部下に与え、洛陽を焼き払って長安に逃亡、娯楽で捕虜の目玉をくりぬくなど。ただ大将だけあって部下には優しい「任侠道」を感じます。とにかく本を読んだ誰もが「殺されて当然の人物」と感じる事でしょう。

 

 

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董卓が味方に付けた武将に呂布がいます。モンゴル出身の猛勇、裏切り者だけどとにかく強い。呂布といえば赤兎馬、別名赤血馬で一日100里を駆けると言われ、その後関羽の馬になりました。呂布はモンゴロイドの強さを如実に表しています。董卓の天下はわずかに23年で、部下の呂布に殺されます。ただ呂布の天下はさらに短く2か月程度、最強の武将ですが政治家の格は備わってなかったようです。呂布はその後に曹操についたり劉備についたり、最後には曹操と戦うのですが負けそうになると再び曹操と手を結ぼうとします。劉備に「もうやめておけ」と言われて曹操は最強の武将、呂布の首を切り落とします。

 

 

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三国志の序盤は董卓や劉備より呂布の印象が強いですね。赤兎馬と呂布の強さは尋常ではありません。ゲーム三国志がよくできていたと感じるのは呂布の強さ(パラメータ)が全武将の中で最強で、すぐに寝返るところ、そしてすぐに死ぬところです。呂布を味方につけどのように裏切らないように死なないように使うのか、ゲーム序盤の醍醐味でした。呂布の登場、活躍と歴史からの退場により三国志の幕が上がると言えます。ちなみにまだ後漢の時代、多くの大将が割拠している状態です。三国時代は始まっていません。

 

 

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いよいよ三国志の最大の「悪役」曹操が動き始めます。

 

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