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2015年11月 7日 (土)

世界の歴史を少し正確に理解する 最後の晩餐

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キリスト教を説明するのが目的ではなく、歴史の学習を楽しんでいます。聖書に沿ってイエスの行動を細かく追跡するつもりはありません。病を治すという奇跡を起こし、ベツレヘムでうまれたダビデの子孫という事であればユダヤ人も「メシアではないか」と考え始め、悔い改めれば許されることに魅力を感じた(ユダヤ教的に言えば不信心)エルサレムの人たちまでも悩み始めるのです。エルサレムにキリストがロバに乗って入場します。これは旧約聖書にメシアの登場として描かれている光景そのものでした。もちろんイエスは知っていましたから意識的に模倣したのでしょう。

 

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イエスはジグラッド(ユダヤ教の教会)や神殿で演説を重ね、ユダヤ教の神父(レビ)と議論を交わしますが割愛して、最後の晩餐に飛びます。ここでイエスは12人の使徒とパンを分けワインを交わしながらこの中の一人が裏切ると予言します。神の信託を意味する預言ではありませんので、イエスとしては珍しい行動です。彼が未来を予知するのはこの時くらいでしょうか。

 

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なぜユダが裏切ったのか、彼が自殺してしまいましたからわかっていません。サタンに乗っ取られたとか、神の演出だったとかいろんな説があるようです。しかし情けないのはユダだけではありません。ゲッセネマの祈りという場面で弟子たちは、イエスに「寝るな」と言われても何度も寝てしまいますし、最後には逃亡してしまうのです。そのためイエスは逮捕されてしまいます。このゲッセネマでイエスは死の恐怖を感じており神にやめてほしいと祈っています。この時のイエスの表現は福音書により異なりますが、個人的には人間的で素敵な言葉です。しかしイエスを人間的といったこと自体でキリスト教徒に怒られてしまいますね。

 

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さあ道はゴルゴダの丘へと続きます。

 

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