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2015年10月28日 (水)

世界の歴史を少し正確に理解する 共和制から帝政へ

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カエサルの死後に再び三頭政治が始まります。今度はオクタビアヌス、アントニウス、レピドゥスの3人です。レピドゥスは早々に失脚するので、残り二人の争いとなります。ずいぶん前にアントニウスについては一度触れています。そう、カエサルとの関係があったクレオパトラと結託するのです。クレオパトラはエジプトの存続のために策を練ったのであり、最初から恋に溺れたわけではないと考えています。しかしその後、アントニウスは恋に溺れたのでしょう。

 

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アントニウスとクレオパトラについては以前書いたので、先に進めばオクタビアヌスが勝って独裁となります。帝政ローマの誕生です。ただしオクタビアヌスの政治手腕は素晴らしく、元老院と共同で政治を進めます。オクタビアヌスの意見に元老院が反対すれば、元老院の意見を採用したのです。今のアメリカの大統領と同じような存在に感じますね。

 

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さて日本で著名なのはこの紀元前27年の初代皇帝オクタビアヌスまでです。しかしローマの歴史はここからです。キリスト教成立期に出てきた皇帝ネロ、その後西暦98年から180年までが全盛期、その後カラカラ帝の時期からローマの弱体化が始まります。ローマの全盛期を語る前にキリスト教、新約聖書について考えておかなければいけません。

 

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なぜキリスト教が生まれ帝政ローマの領土で広がったのか、それにはローマ支配の仕組みが影響している事は説明してきました。極端に高い税金で、住民は生きていく事さえできず、救世主が生まれ、庶民にキリスト教が広がり、ローマ帝国もついにキリスト教を国教にしなくては抑えが利かなくなる、そのような流れが理解できればよいと感じています。ただキリストの伝記ではなく歴史の解釈ですからあまり深入りはしません。

 

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