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2015年10月21日 (水)

世界の歴史を少し正確に理解する 仏教の根本

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仏教の根本目標はバラモン教にある輪廻転生からの解脱です。仏陀とは「悟りを開いた者」という意味です。仏陀の悟りは自己鍛錬(苦行)からしか達成できず、ヨーガの坐で瞑想して悟ります。悟りは人に教えられませんが仏教は修行方法を説明します。仏教には本来神がいません。インドの神々は出てくるのですが、解脱する修行手順が仏教ですから神の介在余地がありません。そのため創世神話は「本来」ありません。キリスト教が旧約聖書の創世神話を用いるように、仏教でもバラモン教の創世神話を使います。

 

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修行の原則は8つの正道を身に着ける事です。正見「正しく物事を見る」、正思「正しく考える」など人間の8つの正しい道が書いてあり、宗教書よりも哲学書に近いと言われる所以です。旧約聖書の十戒に近いようにも見えますが、仏教に神は関与していません。正道を守らなくても罰則はありませんが、解脱する事はできません。解脱はこの8つの正道を悟った人のみが達成できるのですが、ほとんどどの人が悟れません。転生輪廻の考え方では先祖が足元にいる蟻だったりコンクリートの隙間から生えている雑草だったりするので、日本人は例え植物であってもむやみな殺生を嫌います。

 

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仏教は自分を助ける事しかできないし厳しい修行が必要です。その為インドでは広がりを見せず、ヒンドゥー教に取り込まれ消滅。中国にも残っていませんし、聖地と言われるネパールでも現在の人口の大部分はイスラム教徒で仏教は文化として残っているという印象です。タイ、ミャンマー、カンボジアなど東南アジアの一部に残っただけです。日本は「他力本願」という修行しなくて大丈夫という魔法の言葉、南無阿弥陀仏、南無妙法蓮華経などを編み出して生き残りましたが、これが仏教なのかと首をかしげたくなります。

 

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仏教の派閥について、少し調べておきます。大乗仏教と上座部仏教です。

 

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