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2015年10月25日 (日)

世界の歴史を少し正確に理解する 都市国家 ポリス

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紀元前8世紀ころエーゲ海の周りにポリスと呼ばれる都市国家ができます。ローマに都市国家ができたと言われる時代とほぼ同時です。有名なギリシャのポリスにアテネ、スパルタ、テーベなどがあります。これらの国々は独立した城塞都市ですが、同じギリシャ語を話し、同じ宗教であるオリンポス12神を祀ります。敵対しながら協力するという微妙なバランスでした。ポリス毎に祀る神々が違い、アテネはアテナイですが最高神はゼウスでした。ローマの神々も基本的にオリンポス12神なのですがラテン語の発音であるためカタカナ表記にすれば異なります。

 

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ローマが共和制になった紀元前500年前後、ギリシャにあったポリスはペルシアとの長い戦いを続けていました。アケメネス朝ペルシアはイラクの地で発祥し、トルコ、エジプト、インド近くまでの領域を持つ大国で、ついにギリシャのポリスと戦争になったのです。ペルシア軍がトルコから船でギリシャに攻め入り有名な戦争がマラトンの戦いです。勝ったギリシャの伝令がアテネまで走り命が尽きる「マラソン」の語源となった戦いです。ポリスは協力し連合国いえ、運命共同体として戦います。

 

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ギリシャはペルシアに勝利しました。しかしその後、ポリスが仲たがいを始めます。最初に全体を支配したのがアテネ、しかしスパルタが対抗します。スパルタ教育が死語かもしれませんが、厳しい教育で強力な軍隊を持っていましたがテーベに敗れます。ポリス同士の戦争の最中、紀元前330年頃にギリシャ北部にマケドニアが出現、ポリスは滅びてしまうのです。マケドニアもギリシャにありますが、ポリスのような都市国家ではないので区別します。そのマケドニアもアレクサンダーの死亡ですぐに消滅し、古代ギリシャは民族ごと消えてしまうのです。

 

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さて滅びてしまったギリシャはどこに行ったのか。基本的に当時の戦争は皆殺しでした。滅びた人種も少なくありません。古代ギリシャ人もどこに行ったのかわからないのですが、少なくともヘレニズム文化がガンダーラ近辺に残りました。つまり古代ギリシャ人の血は以外にもアジアもしくはロシアに残っているのかもしれません。さて話題をローマに戻します。

 

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