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2015年10月30日 (金)

世界の歴史を少し正確に理解する パルティア

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中国の史記に「安息」として登場するパルティア、アルサケス朝パルティアと呼ばれ、イラン系、つまりメソポタミア系の国家です。西には大国ローマがあり、東には大国、漢があります。既にシルクロード貿易が始まっている中で現在のイラン、イラク、パキスタンあたりまでを支配下におさめていたので、東西を移動するには必ずパルティアを通らなければいけませんでした。このパルティアを避けて通るルートがサウジアラビアのメッカです。砂漠のど真ん中に都市ができたのですから、ローマとパルティア、もしくはその後のペルシアの仲の悪さがわかります。

 

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パルティアは紀元前250年ごろ、弱体化していたセレウコス朝シリアの中から生まれました。倒したわけではなく、一部が独立した形です。セレウコス朝が紀元前63年ローマに敗れると、次はローマとパルティアが国境を接する事になりましたので戦いになります。どちらの国も国土を拡大しようとしていますので引きません。ローマは暴君ネロ、パルティア戦争はローマの歴史の中で少し触れる事にしますが、パルティアは負けない、和議を結ぶのです。ローマの東への移動はここで止まります。パルティアが強力な国であったことがはっきりしますね。

 

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そのパルティアも徐々に弱体化しました。そしてペルシアに負けるのです。有名なササン朝ペルシアです。しかし建国以来なんと500年も頑張ったのですからすごい、今から500年前の日本は室町幕府の時代、応仁の乱の終戦後ですが、それだけの期間、一つの国家が維持できたのです。どうも日本での世界史はこのパルティアを軽視しがちなのですが、世界史の中でとても重要な位置を占める国と感じています。

 

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さてイエスについて見ていきましょう。

 

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