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2015年10月 6日 (火)

世界の歴史を少し正確に理解する アレクサンダー大王

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世界の歴史を代表するヒーローとして扱われるのがアレクサンダー3世、アレクサンダー大王です。彼はギリシャのマケドニア地方出身です。東方に遠征してアケメネス朝(ペルシア)を倒し、巨大なマケドニアを作ります。ただし彼のカリスマ性は巨大すぎて、彼が死ぬとすぐにマケドニアは滅亡します。彼の名前は旧約聖書やコーランにも出てくる残虐な大王ですが、残虐だった織田信長や豊臣秀吉が今ではヒーローとして好かれるようにアレクサンダーも人気があり、紙幣などに描かれることもあるようです。

 

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彼が王になったのは紀元前336年で、東方遠征と言いますが(ペルシアに支配されていた)エジプトにも行っています。エジプトで有名な都市アレクサンドロスの他にもいろんな国にアレクサンドロスの名前が残っています。彼はエジプトのファラオを兼ねますし、ユダヤ人をエルサレムに戻したペルシア王国を滅亡させています。その間、皆殺し、略奪、強姦は強烈で、民族や文化が「ごちゃ混ぜ」になってしまいました。そのごちゃ混ぜ文化がヘレニズムです。

 

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ヘレニズム文化はきれいな言葉を使えばギリシャ文化とオリエント文化の融合です。タイの仏像がアジア人顔なのに、日本に到着した仏像はギリシャ人顔になった原因がヘレニズム文化です。アレクサンダー大王は自分をヘラクレスとアキレウス(アキレス)の子孫だと考えており、自分が生まれたマケドニアはヘラクレスが作った国と信じていたようです。ヨーロッパの国がペルシアを征服した歴史は少なく、アレクサンダーは後世の東ローマよりはるかに広い、インド近辺からアフリカ北部、ギリシャまでを含む巨大国を作りましたから、確かにギリシャやヨーロッパにとってヒーローかもしれません。

 

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私のイメージは鬼のような(ラオウのような)大男です。ヘラクレスの影響ですね。

 

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