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2015年10月27日 (火)

世界の歴史を少し正確に理解する 内乱の1世紀

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地中海中の国々から税金という形で搾取を続けるため安価な商品が世界中からローマに集まってきました。その為ローマの人々が作った農作物や商品が売れなくなってしまいます。バブル後の不況時代の日本のようで、「Made in 何々」が街中にあふれました。市民には鬱屈がたまり、「パンと見世物」(食べ物と娯楽)を求めるようになります。この見世物がコロッセオで開かれるグラディエーターによる殺し合いです。映画などであまりに有名ですね、このグラディエーターが「殺されるくらいならば」と反乱を起こします。紀元前73年、スパルタカスの反乱です。この反乱を鎮圧したのがポンペイウスとクラッスス、この二人にカエサルを加えた3人が頭角を現し、元老院を圧迫します。三頭政治です。

 

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彼は歴史への貢献が大きく、彼の日記と言えるガリア戦記は有名です。ガリアはガリア人がいた地域で、ざっくり言えば北イタリアからフランス、オランダあたりを指します。ユリウスは皇帝にはなっていません。元老院の反対にあってローマから追い出されたときは、軍隊を従えてルビコン川を渡ります。有名な「賽は投げられた」で、ルビコン川を渡る事に恐れをなした軍隊に、もうルビコン川を渡ろうが渡るまいがクーデター軍になった、今更恐れをなしても遅いという意味です。彼は皇帝を目指していた時に義理の息子、腹心に裏切られます。「ブルータス、おまえもか!」はシェークスピアの演出です。

 

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しかしカエサルを暗殺しても元老院支配から皇帝支配への流れを変える事はできませんでした。

 

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