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2015年9月20日 (日)

世界の歴史を少し正確に理解する ダビデとソロモン

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イスラエルの最初の王はサウルですが、有名なのは2代目の王ダビデです。紀元前1000年ころの王といわれています。英語ではDavid、デイヴィッドです。イスラエルを統一した王、エルサレムを首都にした王、カナンの地を征服していたペシリテの巨人ゴリアテを倒した王、そしてキリストの先祖です。最初は信心深いダビデ王ですが、権力を得ると戒律を犯します。姦通、殺人、嘘をつく、欲する、そして神を軽視する。

 

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当然ダビデには様々な試練が課されますが、何となく乗り切ります。ミケランジェロのダビデ像は特に有名ですが、五芒星は(ダビデと無関係らしいのですが)ダビデの星といわれます。そのダビデと姦通した後、元夫を殺してでも手に入れたヒッタイトの妻、バド・シェバの間に生まれたのが最も有名なソロモン王です。

 

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ソロモンはエルサレムに神殿を作ったことで有名です。そのソロモンは世界各国から1000人もの妻を娶り、その妻たちが信じる宗教の神殿まで建ててしまいます。素直に考えればいい人のように見えますが、当然怒りますよね、ヤハウェ。王国の分裂を予言するのです。もうわかってきましたよね、大王ソロモンでも神には勝てないのです。旧約聖書はモーゼの十戒の後、神に祝福し、繁栄し、神を裏切り、致命的な報復を受ける事の反復教育です。神を裏切れば自分や子孫に必ず報復がある、十戒をしっかり守るよう命令する「恐怖宗教」なのです。

 

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ユダヤの人たちは戒律を厳しく守ります。それは信心深いというより恐怖なのです。この戒律の厳しさに耐え切れず生まれるのがキリスト教なのです。もう少し旧約聖書の話を続けます。時代は恐怖の軍事国家、アッシリアが捕囚を始めたころとなります。ソロモンの後、二つの国、イスラエルとユダに分離したのですがそのイスラエルはアッシリアに滅ぼされます。そしてユダはその後に新バビロニアに滅ぼされ、「バビロン捕囚」の餌食となるのです。

 

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