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2015年9月 8日 (火)

世界の歴史を少し正確に理解する エーゲ文明

 

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世界地図を見てわかる通り、ギリシャ、エジプト、メソポタミアの交易路は地中海でした。生活環境が過酷なカナンの地と強国が支配するトルコは通れないので、シリアの海からの貿易路は発展しました。それぞれの地で大きく気候が異なります。エジプトは材木が不足していますし、メソポタミアは宝飾品に飢えています。需要と供給、船舶技術が発展しました。

 

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メソポタミアの出口、シリアの位置にあったのがフェニキア文明で、紀元前15世紀ころの遺跡が残っています。物品の貿易だけではなく、メソポタミア文明の発信基地でした。フェニキア人というよりポエニ人という名前のほうが有名かもしれません、ポエニ戦争はローマの時代ですから将来の話です。そのフェニキアの沖合にあるのがクレタ島です。そこに育った文化がミノア文明。特に土器の模様と色が独特で美しい文明でした。紀元前20世紀頃からの遺跡が残っています。城壁が無いなど外敵から襲われることのない島国文明、縄文日本に近い平和な国だったのかもしれません。

 

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もう一つの重要な「ポリス」がトロイの木馬で有名なトロイアです。場所はトルコの西の端でギリシャに最も近い場所にありました。トロイの木馬は有名すぎるので説明不要ですね。パソコンの中にトロイの木馬を潜まされると大変です。紀元前2600年ころからの遺跡があります。もう一つはギリシャの一つのポリスであるミケーネでアテナイよりも古い紀元前1450年頃からの遺跡が残っています。「アガメムノンの黄金の仮面」で有名です。

 

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エーゲ文明ではヒエログリフに似た線文字が使われていました。文化はエジプトの影響が支配的であり、メソポタミアの窓口になっていたのではないでしょうか。なおエーゲ海は日本の九州と同じぐらいの緯度、海に囲まれている点も日本に似ています。地中海性気候は夏に雨がほとんど降らない温暖な気候ですが、夏に雨が降らないため穀物を作るには不向きです。穀物移動のためにも貿易や土器が発達したのではないでしょうか。レバノン杉を利用した船舶技術は地中海の航海に十分な納涼句を持っていました。ただ軍艦となれば話は別で数をそろえることは難しく、長い歴史の中で島国は戦争の回数が少ないため、平和が続き高度な文化が蓄積されたようですね。これは日本にも見られる特徴のように感じています。

 

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