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2015年9月11日 (金)

世界の歴史を少し正確に理解する 聖書の歴史

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便宜上、旧約聖書と言わざるを得ません。旧約聖書は「歴史書」の要素を強く含んでいます。旧約聖書では歴史の失敗を反省し人類の義務(神との契約)とその義務を破った場合の結果(罰)を繰り返し説明して「神を強く信じろ」と教える教本です。歴史の失敗は多くが史実なのですが、その原因はユダヤ教徒が神を信じていないからだと繰り返し反省するのです。つまり反省部分は別として歴史上の失敗を拾い出すことが重要です。確かに一部は神話ですが、かなり多くの史実を含んでいると感じています。キリスト教でもこの「神と人類の歴史」の部分は旧約聖書を参照します。したがって新約聖書に創世神話はありません。

 

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旧約聖書は西洋史を学ぶ上で欠かせない歴史書です。創世記、アダムとイブ(エバ)、ノアの方舟、アブラハムの旅、イスラエル王国、出エジプト記とモーゼ、バビロン捕囚、これらの話題は神話と歴史の狭間として学んでいきたいと考えています。一方、新約聖書は歴史とは言いづらい内容が多く、あまり深くは触れません。しかしイスラム教については再び歴史的な要素がありますので少し触れていきたいと考えています。

 

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創世記は明らかに神話です。しかし神話としか考えられないようなアダムとイブの誕生の起源はメソポタミアの物語と考えられており、エデンの園はある程度場所が特定されています。つまり完全な神話ではなく、何か史実の裏付けがあるのです。ノアの方舟もギルガメッシュ叙事詩から同じ物語が見つかっています。

 

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聖書は戦争の原因にもなっています。長引く中東戦争、ヨーロッパによる侵略戦争、聖書がそれらの戦争を誘導したり許したりしているのです。聖書の把握なしに世界史は勉強できません。歴史としてとても面白いので、皆さんが聖書に興味を持っていただけると嬉しいです。

 

 

 

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