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2015年8月27日 (木)

世界の歴史を少し正確に理解する 孔子

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孔子は紀元前552年、魯国(山東半島の付け根あたり)に生まれた大男で、身長は2mをはるかに超えていたと言われています。子沢山で現在の孔子の子孫は400万人とも言われていますが、そんなビックリ人物像はどうでもよくて、彼は儒教の創始者です。諸子百家の一人でもあり、彼の語録は「論語」としてまとめられました。儒教は漢の時代に国教となり、今でも韓国では儒教が重要視されています。中国でも文化として残っていますね。論語と儒教については次回に回し、今回は孔子の人物像を探ります。

 

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彼は周公旦の礼学を極め、その後長い月日を経て理想をまとめ上げます。とにかく弟子の数が多く、彼が生きていた時にまとめられたのは「春秋」を含む四書五経です。彼の言葉や弟子の言葉をまとめた論語は後世に作られており、キリスト教の新約聖書が弟子たちにまとめられたのと似ています。

 

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儒教はその後八派に分かれています。たとえば性善説で仁と義を最重視する孟子を中心と知る派閥や荀子を中心にした性悪説、つまり人は生まれながらにして悪なのだから礼を身に着ける教育が最も重要という派閥があります。韓国では特に「忠」が重視されてきました。韓国でも今では儒教を義務教育にしていませんが、強く文化に残っています。共産主義に儒教は合致しないため現在の中国では国教とはなっていません。儒教は政治の力が強すぎて避けられることも多く、秦の「焚書坑儒」は有名ですね。日本も儒教を重視してきました。50代以上の人に「儒教は何か」と聞かれれば「貴方そのもの」と答えます。私たちの習慣自体が儒教です。親を敬う、年功序列、先輩後輩、これらは儒教独自の考え方で、西洋では親でもファーストネームで呼びます。名前を呼ばないというのは礼儀の表れで、代わりに苗字や「お父さん」など代名詞を使うのが儒教なのです。

 

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孔子の言葉は明言だらけです。「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」肝に銘じて勉強を進めます。

 

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