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2015年8月14日 (金)

日本の歴史を少し正確に理解する 真珠湾攻撃

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真珠湾攻撃には議論があるものの、ここでは「日本による奇襲」という最も一般的な説で話を進めます。ニイタカヤマノボレ、トラトラトラなど暗号文も有名な戦争です。赤城、加賀などの空母、零式戦闘機などの日本海軍の総力でハワイの真珠湾を攻撃します。アメリカがハワイに巨大な軍港を作ったのは明治時代ですが、その時から日本は恐怖を覚えていました。日本はアメリカの最前線を破壊してからアメリカに宣戦を布告する事にしました。卑怯だと言われる大問題ですが、日本としてこの方法でしか勝ち目がない事がわかっていたのでしょう。「2割程度の勝利」つまり天皇陛下は64でアメリカに勝つつもりでしたから先制攻撃は必須でした、たとえ卑怯と言われても。つまり日本はアメリカを過小評価していたわけではなく、とにかく時間を稼いでマレー作戦を成功させなければ勝ち目はないと考えていたのでしょう。日本に必要なのはマレー半島の資源とそれを運ぶシーレーンでした。日中戦争を続けているため、鉄道で陸路として中国を通れなくてもマレー半島からタンカーで日本に油を運ぶ海のルートを確保したのです。

 

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タンカーは大きく動きが鈍いうえ、とても燃えやすい。その為、戦闘機による攻撃に弱いという弱点があります。そこで日本は最初にアメリカの太平洋上の空母を壊滅させたのです。また同時進行中のマレー戦争を成功させるためにもアメリカからイギリスへの援軍が出ては困るという状況でした。日本が南シナ海の島々を占領していきましたが、現在同じことを中国が行っています。アメリカが緊張感を持っているのはそのためであり「太平洋戦争の再来」と直感しています。中国は資源とシーレーンを抑えようとしているのです。真珠湾はアメリカの罠だったという人が少なからずいます。911の時にもそのようなうわさが流れましたね。ただ私はその説に懐疑的です。自国民の死傷者を大量に出すような囮作戦をキリスト教の国が行うとは信じたくないのです。

 

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真珠湾の大勝は日本さえも驚いたそうです。大敗したアメリカは日本がアメリカ本土に攻撃に来るという恐怖でパニックになったそうです。しかし日本は「大東亜共栄圏」」と宣言しており、とてもアメリカ本土を攻撃する能力はなかったと感じています。日本はドイツの勝利を待ったのです、アメリカ軍がヨーロッパ戦線に全力投球することを想定していました。日本さすがにこれ以上、戦線を拡大する事はできませんでした。個人的な意見として真珠湾攻撃は時間稼ぎです。アメリカと戦争するつもりさえなかったのではないかと感じています。しかしアメリカは怒り狂い、ドイツの配線が濃厚になってくれば日本に総攻撃をかけてきました。ハワイとはいえアメリカ本土が空襲を受けたのはアメリカの歴史において最初で最後です。911は空襲とは言えませんからね。ただ911の後の報復の過激さも記憶に新しく、イラク攻撃も過剰すぎたのではないかと議論になっています。アメリカにとって報復攻撃は「正義」と考えられているように見えます。

 

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アメリカは古いタイプのキリスト教国家です。報復、復讐、正義、「目には目を、歯には歯を」これらの考え方は旧約聖書が許しています。日本は最初に蜂の巣アメリカをつついてしまったのです。そう、個人的な意見ですが日本は宣戦布告を遅らせたのではなく、アメリカと本気で戦争をする気が無かったから宣戦布告しなかったのではないか、ドイツを応援する程度の意味合いではなかったのかと感じるのです。

 

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