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2015年8月21日 (金)

世界の歴史を少し正確に理解する 春秋時代

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周が弱体化して東へ移動し、東周と呼ばれるようになります。時期は紀元前770年頃で、この時代には国が乱立します。国々の争いは歴史として儒教の四書五経にまとめられるのですが、その一つが「春秋」があり、この歴史書に記述された時代を春秋時代と言います。また春秋時代は本の境目であり、その後も多国乱立と戦争は続くので、後半を戦国策という本の名前から取って戦国時代と言います。この戦国時代と合わせて春秋戦国時代と呼ばれ秦による中国統一まで続くのです。

 

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春秋時代には私たちが名前としては知っている晋、呉、越、斎、魯、宋などの国々が乱立しています。「呉越同舟」(孫子)「臥薪嘗胆」(史記)などは春秋時代の物語の中で出てきた四字熟語で、今でも使われています…といいながら若い人は使いませんかね。特に「臥薪嘗胆」という行動は現代ではありえない状態で、あったとすればパワハラとして訴えられるかもしれません(笑)

 

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中国の春秋時代は国々の領土と国境線が複雑で、戦争が多すぎてわかりやすく整理することは困難です。本当に司馬遷はすごい。「春秋」は三国志ほど有名でもありません。中国の歴史で面白いのは漢の成立、三国志、チンギスハンによる元の拡大とそれによるヨーロッパの混乱です。もちろん、日本と関係があった隋、唐や、宋学についても触れていきますが、春秋時代の栄枯盛衰については詳しくは調べません…難しすぎる、荷が重すぎる。その代りに孫子、孔子、道教について取り上げる事にします。後世の歴史にとってこれらの思想がとても重要だからです。

 

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ざっくり言えば周が東へ逃げ、晋が一時期大活躍をしますが短期間に終わり、その後、韓、魏、趙が台頭。その後も戦争が続いて最後は秦が登場します。次回、ざっくり説明した後に中国の歴史としては秦の時代まで飛んでいきます。500年ほど戦争の時代が続いたのですから、まさに戦国時代ですね。日本の150年という戦国時代が短く感じられます。

 

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