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2015年8月 5日 (水)

世界の歴史を少し正確に理解する メソポタミア文明

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神話を一通り見てきました。さあ歴史の話に入ります。

 

日本でもそうですが、文明は神話に強い影響を受けています。日本でも科学が不思議を解き明かすつまらない時代なのに、太陽神アマテラスは巨大な存在のままで、伊勢志摩サミットも開かれることになりましたね。神話の知識を聞きかじっていればその土地に住む人の考え方、精神的背景がわかります。メソポタミアはギルガメッシュ叙事詩が育った場所で、長い間バビロニア帝国があった場所です。バビロニア帝国についてはバベルの塔の話もありますので次回にしっかり調べます。

 

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シュメール人のメソポタミア文明、バビロニアはヒッタイトという国に滅ぼされます。ヒッタイトは現在のトルコの位置に存在した国です。その次にペルシアが登場するのですが、あまり先に進んではいけませんね。バビロニアの神話が埋もれて19世紀まで発見されなかった理由は異民族に制圧されたためです。古代エジプトも同じく民族は滅亡していますがヒエログリフの解読によって失われた歴史が復活します。中国は少し特殊で今でも漢字が使われているため歴史は伝承として現代まで続いています。その上、近年になって考古学的に古い歴史の発見が続いていますので「メソポタミアが最古の文明」とは言いづらいのですが、少なくともエジプトやギリシャの文明には先んじています。

 

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「旧」約聖書は古い歴史書のように感じますが、現在ようにまとまったのは西暦50年頃だそうです。しかし長い間書き足されてきた書物なのでメソポタミアの歴史や神話がたっぷりと織り込まれていたとしてもおかしくはありません。例えば旧約聖書のエデンの園はメソポタミアにあったと言われていますし「リンゴ」はギルガメッシュ叙事詩にも出てきます。ノアの方舟とギルガメッシュ神話の箱舟の共通性は先日取り上げた通りです。ギルガメッシュ叙事詩には暴君のギルガメッシュが反省する物語でした。「竹取物語」は藤原家が反省するために自分たちでまとめた物語である可能性がありますが同じことが言えるのかもしれません。バビロニアの王家に暴君が多かった事はわかっており、ハムラビ法典は差別自体を立法化した文章だったようです。ギルガメッシュの物語は暴君が反省、もしくは贖罪としてまとめた神話なのかもしれません。

 

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今のイランとイラクがややこしいことになっているのはイギリスが原因ですが、暴君と言えばフセインを思い出しますね。暴君が生まれやすい地域なのでしょうか。

 

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