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2015年7月24日 (金)

世界の歴史を少し正確に理解する 古事記とインド神話の関係

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新約聖書がキリスト教のバイブルであるならば、仏教は新約のバラモン教です。仏教はインドで発生し、中国的な解釈が加えられたのちに日本に入ってきました。古事記は仏教が日本に伝来した後に書かれていますから、仏教、その背景にあるインドの神話が影響を与えたとしてもおかしくありません。インドの神話にはメソポタミアの神話が影響を及ぼしていますから、インド神話、ギルガメッシュ叙事詩と日本の神話を比較する本格的な研究が進んでいます。興味があれば研究論文を参考にしてください。ここでは聞きかじった程度の話題を紹介しておきます。

 

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明らかに似通った神話がいくつかあるのですが、有名な例として「ヤマタノオロチ」を上げる学者の方々が多くいらっしゃいます。一般的には英雄が竜、ドラゴンを倒す話です。また太陽神はどの神話にも出てきますが日本でも太陽神であるアマテラスは最高神の一人であり、エジプト神話の太陽神ホルスも最高神です。ただし太陽を最高神に据えるという感覚は太陽の重要さから考えれば自然であり、他の神話から伝わったのではなく各地で同時多発的に発生していてもおかしくありません。事実エジプト神話ではたくさんの太陽神が出てきます。神話の面白い共通点として雷の神ブラフマーには漢字で「梵天」「天皇」という言葉が与えられており、ギリシャ神話で雷神ゼウスは最高神です。このブラフマーやゼウスと日本の天皇家との関係はわからないのですが、太陽と同じくらい雷は格の高い自然現象と考えられていたのでしょう。科学の力は時として無駄な知識を与えてくれます。雷は水滴による静電気の集合体だと私たちは知っています。しかし昔の人はそんなことは知りません。雲の上にいる神が雷を落とす、ヒンドゥー教では「インドラの矢」と呼ばれました。

 

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仏教と共に日本にはインドの神々がたくさん進出してきました。仏陀、菩薩、如来などは高貴な存在ですが、より庶民的な七福神にシヴァやサラスヴァティーが含まれるのは不思議です。特に破壊神シヴァはふくよかな顔で大黒天になり、清水寺などで見かける事が出来ます。古事記にはいくつもの不思議な出来事が出てきますが、インド神話を見ればその背景に納得ができる事もあるようです。さすがに私はそこまで読み込んでいないので詳しい事は言えません。

 

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イザナギが死んだとき冥界にイザナミが助けに行くシーンがあります。これも海外の神話にそっくりな物語がありましたね。

 

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