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2015年7月 2日 (木)

世界の歴史を少し正確に理解する ギリシャ神話の天地創造

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空間カオスが生まれ、空間から女神ガイアが生まれます。カオスからはタルタロスやエロースなどが生まれます。大胆に解釈すれば宇宙から大地(地球)が生まれ、冥界(タルタロス)、暗闇(エレボス)、愛(エロース)というような物質ではない「概念」が先に生まれてきたといえます。ここがギリシャ神話の最もすぐれたところと感じています。たとえば暗闇と夜の女神から生まれた子供は「天上の光」アイテルと「昼」の女神ヘメラなのです。暗闇から光が生まれるのです。

 

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大地である女神ガイアは息子の「天」ウーラノスの子供を産ます。男女6人ずつの巨人、ティターン族です。さらにガイアは一つ目の巨人キュクロプスなど怪物を生み出しますがウーラノスは自分の子として受け入れられず冥界におしこめてしまいます。当時、恐竜に関する知識はないので怪物は空想の産物だとは思いますが、最初に巨人や怪物が存在したというのは不思議な考え方です。子供を冥界におしこめられて怒った女神ガイアは子供たちにウーラノスを倒すよう命じ、息子クロノスがウーラノスの男根を断ち切ります。

 

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ウーラノスに変わり最高神となった巨人クロノスは姉のレアと結婚し子供ができるのですが、自分が父親を倒したように自分の子供たちに倒されると信じ、子供たちを飲み込みます。妻のレアは最後の子だけは助けたいとガイアに預けます。その末っ子がゼウスです。ゼウスはクロノスに毒を飲ませ兄弟たちを吐き出させます…って生きていたのですね、さすが巨人の胃袋は大きい。戦力が整ったゼウスは兄弟たちとオリンポスの山に登り巨人たちと対抗しますが、相手は巨人ですから大変です。冥界にいる怪物キュクロプスなどの助けを借りて、どうにか巨人ティターン族を冥界に押し込みます。この勝者がオリンポス12神です。

 

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ちなみにくじでゼウスが天界、ポセイドンが海、ハデスが冥界を収めることになりました。くじは神に運命を任せる神聖な行為で旧約聖書にも出てきます。

 

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