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2015年7月22日 (水)

世界の歴史を少し正確に理解する ヴェーダとラーマーヤナ

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ヴェーダ(梵)はバラモン教の経典ですが、インドの原始的な神話がまとめられています。原点といえるリグヴェーダには、デーヴァとよばれる神々の中で主に軍神インドラとその宿敵であるアスラの戦いが描かれています。しかし神々はヒンドゥー教で進化し、プラーナという書物に整理されます。私たちが知るインドの神々はブラーナに登場するのです。ブラフマーやシヴァなどもプラーナに登場します。

 

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インド神話の面白いところは更に進化を続けることです。その一つが叙事詩「ラーマーヤナ」で新たにハヌマーンなどの神々が登場します。猿の化身ハヌマーンは中国にわたって西遊記のモデルになったという噂まであり、ラーマーヤナが物語なのか宗教書なのかわかりにくい原因です。西遊記を見て孫悟空が実在したとか神であるとかは思いづらいですよね。

 

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ヴェーダは神話や歴史書ではありません。祭事と政治的を扱う法律書です。最も有名なのはヴァルナ制とインドの言葉で呼ばれていますが、私たちに耳慣れたポルトガルの言葉を使えばカースト制度です。非常に細かい身分制度で、何がすごいかといえば現在もインドの文化に根強く残っている点です。メソポタミアも神聖政治、神と王が同一視されました。日本も天皇が現人神ですね。インドのバラモンも歴史的に見れば珍しくない階層ではありますが、日本の天皇制が象徴になっている状況とは異なりインドは今でも神話の時代を生きているのです。

 

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もう少し、インドの話を続けます。

 

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