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2015年7月12日 (日)

世界の歴史を少し正確に理解する エジプト神話

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エジプトは歴史が長すぎ、西暦の2000年よりも長い3000年もあります。奈良時代から現代までの日本史の2倍の期間に当たります。そんな長い時代なので、神話の内容も時代や場所で大きく変わってきます。私たちが聞きかじっているのは代表的なヘリオポス神話です。歴史ではなく神話なので、ここはざっくりと流すことにして詳細には触れません。エジプト王朝については別途触れる事にします。

 

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どのような神話にも天地創造が存在します。創造神かつ太陽神である「ラー」が海から現れ世界を作りました。エジプト神話の特徴としてナイル川(神の名前としてはハピ)との関係を断ち切る事ができませんし、神話と古代エジプト文明が混ざっている難しさがあります。神は歴代の王なのか、海は川なのか判断の難しいところです。有名なのはラーの息子である太陽神ホルス、最も偉大で形が定まらない神様です。彼ら神々はコガネムシになったりハヤブサになったりと忙しいですね。ちなみにラーよりも前に神がいます。たとえば天地創造の神、アトム。ここで不思議なのは複数の太陽神や創造神がいる事です。時代や地域によりいろんな神話があり、それらが混ざったので似たような神がいるのでしょう。太陽神だけも少なくとも4柱いるので、太陽神が最も重要視されたのでしょう。雨が少ないエジプトらしい現象です。

 

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日本でも有名な神は冥界の神アヌビスでミイラを作るときにはアヌビスの仮装をしていた絵画が残っています。ホルスは形が定まらないのでアヌビスの方が有名ですね。女神イシスは殺されバラバラにされたオシリスをつなぎ合わせ復活させたことで有名です。彼女はホルスの母ですが処女です。このイシスがホルスを処女のままで生んだという伝説は何かに似ていないでしょうか。そうキリスト教のマリア信仰はこのイシスの伝説がモデルになっているのではないかという説があるのです。「神による受胎」は神々の中でも格上です。

 

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旧約聖書はメソポタミアの影響を強く受けていますが、新約聖書になるとエジプト神話も影響を与えているとすれば、カナンの地を含め、エジプト、メソポタミア、ギリシャの文化、神話、宗教はある程度の融合を見せていたと考えられます。

 

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