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2015年7月20日 (月)

世界の歴史を少し正確に理解する インド神話と七福神

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メソポタミアとは距離があったためかインドでは独特の神々が生まれます。多神教は原始宗教と言われますが、個人的にはそう考えていません。自然が豊かで生命力にあふれる土地で人間は神と「共存」します。木陰に色んな神々の存在を感じる事ができますよね。日本でも山を歩いていると「誰かに見られている」と感じる事があります。一方、砂漠で神は隠れる場所がありません。神は天から全体を把握し厳しい環境の中でも生き残るために厳しい「契約」を望みます。多神教ではなく一人の「神」に集約します。神はキリスト教ではゴッド、ユダヤ教ではヤハウェ、イスラム教ではアラーと言われますが、ヤハウェの読み方が言語によって変わっただけです。一神教は特殊と考えています。インドは自然が豊かな国でしたから日本以上に多くの神々が地上にあふれ、人によって信仰する神はまちまちです。仏教はバラモン教の進化版ですから考え方は原則同じであり、私たち日本人がいろんな宗派(神)を選ぶのと同じです。宗派が違えば神が違います。しかしキリスト教やイスラム教では派閥が違っても神は一人です。

 

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インドのヴェーダ神話はバラモン教、現在のヒンドゥー教とつながっており、宗教と神話が重複しています。インドの神々は仏教につながるため今の日本の生活にも深くしみこんでいますね。ちなみにブッダもヒンドゥー教の神の一人です。創造神ブラフマーは日本では梵天と呼ばれ、妻サラスヴァティーは弁財天と呼ばれています。インドの宗教の特徴は創造神に対して維持神がいます。ヴィシュヌです。現在の世界を維持している神なのですが、不思議にあまり人気がなく信仰の対象にはなっていないようです。

 

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現在のインドで最も人気があるのは世界に終末をもたらす破壊神シヴァ、日本では大黒天です。シヴァは日本でも人気がありますね、豊臣秀吉が好きでした。その他にもシヴァとパールヴァティーの息子である像の顔を持つガネーシャも商業の神として大人気で、インドではお店でもタクシーの中でもガネーシャの人形を見かけます。私のもインド土産はガネーシャの木彫り人形でした。インドラは雷の神で帝釈天、天皇という漢字も中国で与えられています。このインドラはメソポタミアなどでも信仰されていた古い神だそうです。

 

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シヴァの妻でガネーシャの母であるパールヴァティーは穏やかで美しいのですが怒るとカーリーに変貌します。パールヴァティーは漫画、サザンアイズの主人公(パイ)でしたね、たちの悪いカーリーに変身していました。もう一人の主人公、八雲は「出雲」の別称であり、細かいところまでこだわっている漫画でした。他にも魔族であるアスラ(阿修羅)、ヤマ(閻魔)などは日本にもたくさんの仏像として存在しています。もう少しインドの神話を見ていきます。

 

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