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2015年6月 5日 (金)

日本の歴史を少し正確に理解する 日清戦争

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明治の早い時期に日本は朝鮮との間に修好条約を結びます。日本は悪い事まですぐに欧米から学ぶようで、不平等で日本に有利な条約でした。日本との貿易と李氏朝鮮政府に課せられた高い税金から朝鮮半島の農民が苦しみ、生活ができなくなって農民による反乱が始まります。反乱制圧のため李氏朝鮮は清に援軍を求めましたが日本も勝手に進軍、農民はすぐに制圧されましたが日本と清との朝鮮半島での対峙が続きます。日本は勝手に「朝鮮の独立を助ける」との理由を付けて清との戦争を始めてしまいます。これが日清戦争であり、貿易を更に有利にするため清の冊封を解除させることが狙いでした。

 

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近代的で巨大な西洋軍隊を持つ日本に清が勝てるはずもありません。日本の圧倒的な勝利でした。李氏朝鮮は中国から独立、更に日本は台湾、遼東半島などを獲得し、沖縄を日本領土であることを認めさせ、加えて清から多額の賠償金をせしめます。ロシア、フランス、ドイツが遼東半島の返還を要求したので日本が返却、これが三国干渉です。それでも日本は歴史的勝利、清はこれをきっかけに弱体化、漢民族による辛亥革命へと続きます。莫大な賠償金を得た日本は軍隊をさらに増強し、日露戦争へと続きます。

 

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豊臣秀吉の朝鮮出兵と日清戦争には多くの共通点があります。思い切ったことを言えば日本は過去の史書を正当化しすぎです。古事記や日本書紀にどのように書かれていたとしても朝鮮半島は日本の領土ではありませんし、古事記や日本書紀を持ってきて「朝鮮半島は日本の領土である」と世界に正統性を主張する事はできません。今でも日本政府は古い地図を持ち出すことが大好きですが、領土は戦争でしか勝ち取れません。「先に見つけた」は西洋の植民地政策に似ており危険な思想です。先住民がすんでいるのに「先に見つけた」は意味が通りません。アメリカを発見したスペインやポルトガルが正当な支配者と言えるでしょうか。彼らがアメリカを支配したのは先住民を滅ぼす戦争に勝ったからです。結局、領土は残念ながら力だけで決まるものであり、日本は平和と言いながらアメリカの武力の傘を使って領土を維持しようとしているだけです。

 

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日清戦争は侵略戦争です。日本人総意として朝鮮半島に住む人たちに対し大いなる反省を持っていると感じていますが、安倍首相や自民党の考え方を私たちがコントロールすることはできませんね。

 

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