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2015年6月21日 (日)

世界の歴史を少し正確に理解する 楔形文字はアルファベットにつながる

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楔形文字はシュメール人が使っていました。現在で言えばチグリス川とユーフラテス川にはさまれたエリア、メソポタミア文明で育った文字で、現在は失われています。現在この辺りではアラビア文字ですよね。楔形文字はそもそも象形文字だったのですが単純化されて矢印のような集合体の文字になったそうです。失われたとはいえギリシャ文字の原型として使われ、そのギリシャ文字がアルファベットになっており、ケルト語、ローマ字、英語の原型とも言えます。それでも解読には長い期間がかかったようですね。解読されたからこそギルガメッシュ叙事詩などが楽しめるのです。ギルガメッシュ叙事詩については別の機会に勉強しますが、メソポタミアの文字はハムラビ法典も含めてしっかりと残っています。なぜかというと文字を粘土板に刻んだからです。

 

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メソポタミア文明はイラク周辺の文化と感じてしまいますが、地中海の文化との関係が強く一緒に考えたほうがよさそうです。これはメソポタミアがトルコで発生した国に制圧され、その上アレクサンダー大王遠征で文明が混ざり合ったのでしょう。ギリシャ文明はエジプトとメソポタミアの両方の文化に影響を受けていますし、旧約聖書についてもメソポタミアの影響を強く受けています。エジプトの象形文字は特殊で簡単に記述する事はできませんから、記述が容易な楔形文字がヨーロッパに広がったと考えたほうがよさそうですね。楔形文字は一文字ずつに意味はなく、複数の組み合わせで発音を表します。つまり現在のアルファベットと原則同じ、単語の形で初めて意味を持ちます。

 

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世界四大文明といえば、中国(今は黄河文明と呼びません)、インダス、メソポタミア、エジプトです。中国は他の文明と距離があるため独立した文明ですが、残りの3つの文明は距離が近く、お互いに影響を与えています。「いい所取り」が起きたとも言えます。その中で、メソポタミアが最も早くから高度な文化を築いていたように見えます。学生時代は派手なエジプト文明や三国志に興味があった関係で中国の歴史に興味を持っていました。しかし40台になって旧約聖書を少し勉強し、インドに旅行する機会があったことで過去に全く興味を持たなかったメソポタミア文明とインダス文明に興味がわいています。特にこの二つの文化に力を入れて調べてみたいと考えています。ただし問題はコーランでアラビア語以外に翻訳されることが禁止されていますから資料が少なくハードルが高そうですね。イスラム教、コーランを避けるとアラビア文化、イスラム文化は全くわかりません。

 

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それではエジプトの文字についても見ておきます。

 

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