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2015年6月27日 (土)

世界の歴史を少し正確に理解する 神話

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日本には古事記と日本書紀という8世紀の「歴史書」があります。文字が無い時代に天皇家の歴史を記憶し伝承する役職だった稗田阿礼(個人名か役職名かわかっていないようです)の説話を文字にしたのが古事記です。古事記の内容は(日本書紀と比較しても)生々しく、現代語に訳せば天皇家のスキャンダル誌です。この二つの歴史書については日本史の勉強で触れましたが、多くの神話を含んでいました。海外の神話も似ており、子孫を残す活動を表現する事が現在のようにタブーにはなっていませんでした。個人的に最も面白いと感じている神話はギリシャ神話です。神々の名前は日本でも有名で、ゼウス、アポロン、ハデスなどアニメやゲームに頻出です。神話には創世物語がありますが、ギリシャ神話は壮大ですね。日本のイザナギとイザナミは既に地球があるところから始めて淡路島を作るのですが、ギリシャ神話はカオスから始まります。ヒンドゥー教の創世神話もすごいのですが、一方で末世思想があり、破壊神シヴァは有名です。インドの神々は仏教の神々となり日本でも神となっています。

 

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エジプト神話やインドの神話も面白いのですが、神話の多くは宗教につながっていきます。旧約聖書でも最初は神話に近いですね、とても怖い物語が続きます。日本国憲法よりもはるかに厳しい戒律が並んでおり、その厳しさから逃れるために新約聖書(キリスト教)やコーラン(イスラム教)が派生します。世界史を学んでいく場合、宗教は避けて通れませんが先の話で、現段階では原点である神話を眺めます。今回触れようと考えているのはギリシャ神話、エジプト神話、インド神話です。メソポタミアの場合、神話の時代から歴史が残っているためギルガメッシュ叙事詩だけに触れ、その前の神々については触れません。神話を含む古事記が歴史書として扱われるように、これらの神話は歴史的な真実を含んでいると考えています。また神話は各国の歴史や宗教に大きな影響を与え、文化に影響を与えていると考えています。

 

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今回は扱わない神話にローマ神話があります。ギリシャ神話に近いのであまり意味を感じられないからです。アフリカの神話は私には難しすぎます(笑)中南米の神話はもう少し先に進んでからですが、特にインカ帝国の神々については他にない特徴があるので楽しみです。中国の神話についてはわずかに触れていくつもりです。少し悩んでいるのはケルト神話です。ケルト民族についてはヨーロッパの歴史を考える時には外せません。しかしケルト神話について私の知識は皆無で、かなり障壁が高いと感じています。他の国々の神話を調べている上で興味がわけば調べてみるかもしれません。

 

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それではまずは有名なギリシャ神話を考えてみます。順番から言えば中国やエジプトの方が古いのですけど、わかりやすい所から。

 

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