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2015年6月25日 (木)

世界の歴史を少し正確に理解する インドの文字

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インダス文明の難しさはハラッパーやモヘンジョダロが紀元前の早い時期に滅亡し、砂漠化してしまっていることにあります。インダス文明で使われていたインダス語は解析ができていないので読むことができず歴史はわかっていません、残念。解読ができるインドの文字は、紀元前1500年ころからになるようです。インドにはたくさんの言語があって、22も公用語があるそうですが、その一つとして残っているのが古代語であるサンスクリット語です。仏教との関係が深い日本にとってサンスクリット語、いわゆる梵語は見慣れた文字ですね。

 

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サンスクリット語はヒンドゥー教、仏教などの礼拝用言語だそうです。ヒエログリフが神聖文字と呼ばれたように、宗教と文字は強い関係があると同時に、漢字もそうですが文字は神聖な力を持ちます。宗教は文字を大切にします。コーランはアラビア語以外に翻訳してはいけません。日本の寺院で見かけるサンスクリットの梵字は意味が分からなくてもありがたいオーラを感じます。文字の歴史と宗教には強い関係があります。

 

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インダス文明という名前からインドの文明と感じてしまいますが、実際はほとんどの遺跡がパキスタンにあります。サンスクリット語はイスラム文化、つまりアラビア語や各種のインドの言語に押し出されインドの南部でわずかに残っているだけのようです。それでも残っているのは歴史の解読に重要ですね。またサンスクリット語はベーダや仏教の経典として多くの文章が残っています。

 

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現在は紛争地帯で砂漠のパキスタン、古代インダス文明はなかなか発掘が進まないでしょうし、そこで使われていた言語の解析は難しそうですね。

 

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