« 日本の歴史を少し正確に理解する 明治日本の産業革命 | トップページ | 日本の歴史を少し正確に理解する 憲法とは »

2015年6月11日 (木)

世界の歴史を少し正確に理解する 文化の起源

Atc0012

歴史の残念さは文字の誕生を待つしかない点です。人類の歴史は4000年程度で短いと言いますが、そんなわけはありません。ホモ・サピエンスが生まれ言葉を使い始めてから何万年もたちます。しかし残念ながら彼らの記録は文字が無いために残っていません。人類の「文字」の歴史は残念ながら長くはなくて、4000年程度なのです。

 

豊かで食料に困らない地域では文字が育ちませんでした。一つの例として縄文時代の日本です。幸いにも考古学により文字が無くても生活レベル位はわかります。日本でも縄文時代は豊かで食物に困ることがありませんでした。その後、急激な寒冷化で絶滅に近づき、顔の平たい属、つまり弥生人の登場で日本文化は復活したことがわかっています。この間に数千年もの隔たりがある事もわかっています。最近で言えば江戸時代から明治時代の文明開化、産業革命、第二次世界大戦の発生で日本の生活様式は大きく変化しています。しかし文化は激変しても海があるため人種という面では大きく混ざり合う事はありませんでした。縄文人ももちろん渡来系ですが、弥生人も渡来系です。この2種類が交わって以降、日本人はあまり他の人種と混ざり合う事がありませんでした。アイヌや琉球民族とは海による隔たりがあり、江戸時代に初めて本格的な混血が発生します。最近は国際化により混血がすすみ、ハーフやクオーターの芸能人が増えていますね。個人的な感覚ですが混血の方が種として優れているように感じます。種の隔たりが大きいほど、交わった時の「良い所取り(メンデルの優性遺伝)」が起こりやすいのかもしれません。

 

Atc0008

人類はアフリカからやってきたという説があります。既に決着したと誤解されている方も多いかと思いますが、これは一つの説にすぎません。ネアンデルタール人や北京原人など人類に近い猿の種類はいたるところにいましたから、たとえミトコンドリアが同じでもすべての人類がアフリカから来たと決定づける事はできません。ただし最も強いミトコンドリアを持っていたのはアフリカ人であり、あたかも伝染病のように現在のすべての人間がそのミトコンドリアを保有しているという可能性は否定しません。ただ肌の色、目の色、身長などを見てもいくつかの地方種が混血していると考えたほうがよくないですか?すべての人類がアフリカ人から進化、もしくは退化したというより混血が発生したと考えたほうが納得しやすいのです。

 

Atc0010

人間の個性に影響を与えるのは遺伝と環境と言います。古代においてこの環境は自然環境と考えています。例えば砂漠では非常に高度な一神教が発達しました。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教などがそうです。一方で生物が豊かな国では神の数が増えます。ヒンズー教や日本の神教などです。宗教に限らず文化は環境に合わせて生まれ育ってきたと考えています。環境に適合するための技術が文化ではないでしょうか。気候変動が激しい所では食物を争い戦争が起こりやすく、肉食的な文化が育ちます。日本のように海洋国であり、気候変動が穏やかな国は穏やかな文化が育ちます。そんな日本でも戦国時代には弱肉強食の文化が起こり、第二次世界大戦では世界の悪者になりました。環境は文化の起源だったかもしれませんが近代においては支配的ではありません。

 

Atc0009

今後古代の世界文化を学んでいくにあたり、環境面、つまり地理と気候について注意を払っていきたいと考えています。

 

Atc0011

« 日本の歴史を少し正確に理解する 明治日本の産業革命 | トップページ | 日本の歴史を少し正確に理解する 憲法とは »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

フォト
無料ブログはココログ