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2015年5月13日 (水)

日本の歴史を少し正確に理解する 戊辰戦争

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降参して無力化してしまった徳川藩(江戸幕府)は世間体もあって叩き潰せない存在になってしまいました。しかし幸いにも会津藩と新選組は新政府に抵抗を続けてくれています。長州による狂気の復讐戦が始まります。なぜ狂気かと言えば女子供まで徹底的に壊滅し、新選組に至っては最後の一人を全滅させるまで攻撃を辞めず、北海道の五稜郭にまで軍隊が到達しているのです。勝敗はとっくに決まっていた、普通は終戦条約を結ぶ段階にあったのに敗者を当時の日本の外(北海道)まで出向き「絶滅」させた戦いであり、日本の戦争の中でも大坂の役に並ぶ極悪の部類に入ると考えています。白虎隊の惨劇など、今では会津藩に同情する社会的風潮があります。

 

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戦争は北海道に及ぶのですが、この時点で北海道はアイヌの国であり日本とは言えません。もちろん江戸時代は日本という国自体が無いのですが、蝦夷(という呼び方もひどいような気がします)は幕府の統治下にありませんでした。江戸時代の日本地図に北海道は入っていませんし、日本語さえも使われていなかったのです。今でも北海道には不思議な地名がたくさんありますね。明治時代の北海道開拓使、屯田兵は聞こえが良いものの、実際には侵略戦争の軍隊と言えます。

 

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今は北海道の話ではなくて戊辰戦争の話でしたね。幕府軍の大将、榎本は明治時代にも重職についていますが、新選組の生き残りである土方は函館で命を落とします。ただし北海道に来ると長州や薩摩の名前が目立ちません。会津を倒せば、彼らとしてはどうでもよくて、板垣退助、山縣有朋、大村益次郎など明治維新のヒーローは誰一人参加していません。戊辰戦争の目的が会津討伐であったことは明確です。

 

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戊辰戦争の終結を持って明治維新の完結…とはいえません。ここからのクーデターこそが明治維新と感じています。

 

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