« 人質事件について考える | トップページ | 日本の歴史を少し正確に理解する 源平合戦 »

2015年1月31日 (土)

日本の歴史を少し正確に理解する 歴史教育

Sin0459

なぜ私たちは歴史を学ぶのでしょう。

 

歴史は過去の成功と失敗から、現在と未来を良い時代にするために調整する学問です。中国での「反日教育」は日本を嫌う事が目的ではなく、二度と外国に統治されない政治をしなければいけないと教えています。なぜ日本に支配されたのか、支配された後の生活の悲惨さを知らなければならない。言葉を変えれば共産党が自由を取り戻し、共産党政治を続けることが最善だと教えるのです。正しいかどうかは別にしてこれが歴史教育の在り方です。

 

Sin0460

歴史は過去との比較で現在の幸せを実感し、未来のあるべき姿を教える学問です。では日本はどのように満州国成立の歴史を未来に生かすべきでしょうか。「当時の」日本にとって満州の占領は正当と考えていたはずです。「日本は満州のインフラを整備し、虐殺などしなかったので彼らは幸せだった」という人もいます。しかし資源を移動するため鉄道を、生産量を上げるためインフラを整備し、最低限の賃金で労働を強いた、視点を変えれば評価は変わります。つまり満州に住む国民が望んで作った国ではなく日本の都合で作った国です。なぜ日本が満州国を作ってしまったのか、どこで間違いを犯したのか、客観的に把握し過ちの再発を永遠に防止する事も歴史の役割です。私は明治維新と満州事変は一連の流れだと考えています。維新の志士は理想を持ち、江戸幕府を駆逐し東京を占領した、その流れは継続して海外に向かってしまった。

 

Sin0457

日本の歴史教育が問題を抱えたのは戦後です。日本の敗戦を国民に納得させることが最重要視されました。第二次世界大戦は過去の歴史から断絶された特異な完全悪の時代、連続性のない時代にしています。もう少し言えば、戦後の歴史だけで日本を定義し、第二次世界大戦前の歴史がリセットされています。これはGHQによる日本の歴史の占領でした。しかし敗戦から半世紀以上たった今でも日本の歴史が見直されないのは、日本人が本心から「第二次世界大戦は歴史上、最大の汚点である」と感じているからでしょう。歴史は解釈により180度方向が変わります。敗戦に反省し戦争を放棄するのか復讐に燃えて再戦を誓うのかは歴史の書き方で決まります。戦後数年の日本は国民の意欲として「再戦気運」が高かったと聞いていますが、その意欲を削いだのは歴史教育と新しい日本国憲法だったのでしょう。とても良いことですが、そろそろアメリカの呪縛を解き、戦前の日本の歴史を見直すべきではないでしょうか。

 

Sin0454

« 人質事件について考える | トップページ | 日本の歴史を少し正確に理解する 源平合戦 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 人質事件について考える | トップページ | 日本の歴史を少し正確に理解する 源平合戦 »

フォト
無料ブログはココログ