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2014年12月20日 (土)

歴史を少し正確に理解する 大化の改新

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まず私は、蘇我入鹿が殺されたのが大化の改新だと信じていましたが、大きな間違いでした。暗殺事件は「乙巳の変」というらしく、大化の改新はその後の政治改革を指すようなのです。「憎い入鹿をムシコロセ(645)」は大化の改新って習いませんでしたか?大化の改新は暗殺事件の翌年からの政治革新であり646年以降だそうです。歴史の授業はいい加減ですね。まあ、この年代自体が議論になっていますけど。大化の改新は極悪人、入鹿の暗殺事件として学んだのですが、日本教科書による洗脳(怒られますね、冗談ですよ)を気にせずに自由な発想で考えればものすごいミステリー事件です。邪馬台国と同じくらいに議論を呼んでいます。最近、テレビのバラエティは教育に縛られないので面白い発想を紹介していますが、ちょっと過激すぎるような気がしています。バラエティですから史実だと勘違いすることなく、冷静に考える必要があります。

 

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物語を面白くするためには「乗っ取りクーデター」の方が指示されると感じています。バラエティ番組ではそんな話ばかりです。それは冷静に歴史を解析した結果ではありません。ただ日本書紀の文章に脚色があることは確かなようですし「中大兄王子」と「藤原鎌足」が正義だったとは信じていません。天皇家でさえなく鹿島に上陸した渡来人による日本乗っ取り、という筋書きには何の根拠もありません。日本書紀には国譲り、ヤマトタケルの大活躍などの物語があり、どれも天皇家の日本統一英雄伝ですが、大化の改新は少し異なります。事件が起きたのは日本書紀がかかれるわずかに前の話で、かなり正確に情報が残っているはずですが、日本書紀では明確な意図をもって脚色されているのです。日本書紀の一つの目的は天皇家の系統の正当化です。しかし大化の改新だけは脚色されているにしても少し違和感がありませんか?

 

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私が感じるのは大化の改新だけ英雄伝ではなく、素直に読めば誰もが「クーデターだろう」と感じる事です。なぜ隠そうとしなかったのか、一つの理由は隠せなかったのでしょう。誰もが知っている近代の歴史だったのです。一方で極端なほどに蘇我氏系の聖徳太子が「神格化」されています。残虐な藤原鎌足でさえも聖徳太子は処分できていません。ここに仏教精神があるとも感じています。

 

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