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2014年12月21日 (日)

地球温暖化に関する報道の無責任

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どうも報道は人々の不安を煽る報道をして困ります。

 

2014年の地球平均気温が過去最高」って誤解を招きますね。正確には「観測史上最高」です。先進国の気温の記録はもう少し長いとしても地球平均気温の観測記録は100年分程度と考えます。100年は地球の歴史から考えると短いですし、それどころか人類の歴史から考えても短いのです。日本が中国大陸と陸続きになっていた時代は今よりも氷河が多い状態ですが、その後、二酸化炭素の影響はないのに温暖化し今の水位まで上昇しています。水位の上昇は縄文時代に発生しました。この時はかなり地球が温暖化しています。火山噴火の影響と思われる寒冷化が縄文時代を襲い世界の人口が激減した後、再び弥生時代に気温が上昇します。日本の歴史の中で気温変化を推定しやすいのは「飢饉」です。飢饉の多くは冷害であり、他には旱魃や害虫の大量発生というものまであります。少なくとも冷害と旱魃は地球の気候変動に影響を受けており、日本だけではなく世界中で飢饉が起きている事からわかります。頻度は大体100年に1回程度でしょうか。つまり地球温暖化による気候変動を否定しませんが、過去の気候変動から考えれば報道が言うほど「急激」ではなく100年程度をかけた緩やかな変化です。

 

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気候の変動要素は複雑です。地球上の二酸化炭素の変化だけをみて気候変動を予想する事は危険です。海洋の汚濁や温度、近年の火山活動の沈静化などが絡んでおり、特に最近火山活動が活発になりつつあり急激な気温低下の方が心配な時期に来ています。世界大戦の遠因が気候変動と考えれば、70年ほど気温低下が起きていません。戦後、つまり「気温観測史の期間」を見れば地球の気温が1℃も下がるような火山の噴火が起きていません。過去の飢饉から考えて大規模な寒冷化は100年に一度程度発生しますからそろそろ危険です。火山噴火で一気に気温が低下し、その後徐々に気温が上昇するという気候変化は縄文時代にも発生していますし、珍しくない現象のような気がしています。つまり地球温暖化は二酸化炭素とは無関係に発生しているかもしれない、温暖化によって大気中の二酸化炭素が増えているのかもしれないのです。

 

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それではなぜ報道は地球温暖化の報道を流し続けるのでしょうか。彼らは何か具体的な解決策を報道し、効果を上げたのでしょうか。例えば火山が噴火すれば氷河期がくることは比較的明確であり、地球温暖化よりはるかに大きなリスクです。しかしそのような報道は全くありません。そんな報道をしても「儲からない」のです。地球温暖化防止、つまりCO2排出量を何割も減らすことができるのでしょうか。日本人ががんばってもアメリカや中国ががんばらないと無理です。シェールガス、シェールオイルを見つけたアメリカは地球温暖化を忘れたかのように化石燃料を燃やしています。中国やインドはまだまだ発展途上で、今後も二酸化炭素発生量を抑える気がありません。日本は頑張っていますか?今年の日本の二酸化炭素発生量は過去最大だそうです。それなのに太陽光発電の買い取りをやめてしまう、原発が再稼働できないので石炭発電を増やす、電気自動車も増えない(そもそも電気を作るのにCO2が大量に出る)。温暖化は問題と言いながら原発反対という報道は二律背反です。報道が「意志を持つのであれば」どちらかをあきらめる選択をしなければいけない、私は原発反対なので温暖化は「やむなし」と考えています。無責任と言われるかもしれませんが、何か本気で地球上からCO2を削減する方法がありますか?原発の再稼働はみんなががんばれば阻止できる、つまり実現できる「地球を守る」方法なのです。福島の地震でわかったことは地球上で100年のうちに数回、原発事故が起こる事であり、頻度から言えばとても危険な施設です。スリーマイル、チェルノブイリ、すべて戦後の事故ですからね。火山噴火を考えれば特に九州の原発は危険ですし、富士山の周りも危ないのです。シラス台地のように火山灰が10mも積もるような噴火では九州が全滅します。それでも原発は止まらない、従業員は誰も入れない、福島の比ではない大事故が発生します。

 

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報道が地球温暖化を問題視するのは産業界(CMスポンサー)とつながっているからです。原発もそう、ハイブリッドカーもそう、経済的な利益を生むからです。しかしその程度の事で地球温暖化は止まりません。それではどうするのか。温暖化は止められない、確実に100年後に起こる、だったら温暖化に向けた準備をするしかないのです。CO2を減らすことより、海面上昇に弱い場所の治水や移住、新しい伝染病に対する予防と準備、「人間は神か?」と疑問があるものの、気温上昇に弱い植物や動物の人工的な移住などです。気温が上昇すれば北海道などは耕作地が増えるかもしれません。また温暖化は日本ローカルで言えば降水量の増加や寒冷化をもたらす恐れもありますから、逆に冷害に対する対策が必要になるかもしれません。この準備は100年もあれば可能でしょう。同じお金をかけるならば現実的に難しい温暖化を止めるより温暖化ありきの対策に向けるべきです。ただ間違えてはいけないのですが省エネは人間活動として不可欠です。温暖化だけではなく資源の枯渇時期を延ばすうえでも自分たちの子孫に対して責任のある行為です。CO2排出量の削減など計算せずに、可能な限りの省エネに努力しましょう。

 

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