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2014年12月23日 (火)

地球温暖化対策を冷静に考える

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時々繰り返している投稿です。

 

ブラジルのアマゾンで熱帯雨林が大きく面積を減らしたのはなぜでしょうか。いくつかの要因のうち「バイオエタノールを作る」事が一つ上げられます。「馬鹿な事を云う」と思われるかもしれませんが少し読み進めてみてください。なぜバイオエタノールを作るのでしょうか。ガソリンを減らすためです。なぜガソリンを減らすのでしょうか。地球温暖化を防止するためです。どうやって作っているでしょうか、熱帯雨林を大伐採して農地を作っているのです。え?熱帯雨林を減らして温暖化が防止できるの?もちろん気が付くのは私だけではなくて、省エネルギーのエキスパートがバイオエネルギーの拡販は温暖化にとって悪影響だと認めており省庁のWebページにレポートが掲載されています。政治の世界は難しくて環境に悪くても邁進するものです。私が安易な地球温暖化対策に反対なのは、生産から消費までのトータルとして地球温暖化を本気で考えているのではなく、商売として地球温暖化という言葉を利用している資本主義市場の悪意です。

 

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水素自動車もそうでしたね、水素を作るエネルギーと水素を作るときに発生するCO2を考えていません。ただ実は純粋なCO2、ドライアイスは市場として不足気味なので、その需要を満たすだけ水素を作って水素自動車を走らせるのであれば問題ありません。しかし「究極のエコ」でないことは確かです。水素ステーションを作るためにどれだけの資材が使われ、資材加工や工事のために発生するCO2も考えないといけないのです。今からインフラを整備するために必要なエネルギーはぞっとする量だと考えています。それならば膨大にあるガソリンスタンドでガソリンを入れたほうが省エネです。シェールガスやシェールオイルは地球温暖化対策を目的としていません。しかし天然ガスの値段が下がったことで余剰になり「余ったガスを全体の3割程度、単純に燃やして廃棄している」という話題を見かけます。本当かどうかわからないのですが、そうであれば私たちの地球温暖化対策はほとんど意味がありません。私たちの努力で3割エネルギー消費を減らしても無駄になるのです。熱帯雨林の縮小、水素の製造過程、シェールオイルの製造過程、エネルギー供給施設を作るために利用する膨大なエネルギー、つまり私たちは消費する時だけのCO2発生量を見ており、生産過程の発生量を見落としているのです。

 

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温暖化対策で最も効率が良いのは、省エネ技術がしっかりと確立している化石燃料を使う事だと感じています。そして最も効果的な対策は、私たち一人一人がエネルギー消費を抑える事です。シェールガス、シェールオイル革命は画期的で、ガスと油は数百年にわたり枯渇しない埋蔵量になりました。その間に安全な原子力サイクルを作ればエネルギー問題は解決します。その間にどのようなCO2サイクルを確立すればよいのでしょう。個人的な意見としては繰り返しになりますが、エネルギー消費を抑える事に全力を挙げ、一方で自然破壊を最小にする、もしくは「生態系を守りながら」自然を再生させることです。日本のように杉の木だらけにしてはいけません。ブラジルやインドネシアの熱帯雨林は日本の森よりも再生に時間がかかります。また今は禿山だらけの韓国などを支援する事で森林を増やすというのも一つの方法です。温帯なので立派な酸素供給地域になりますし、韓国の方にも喜ばれるでしょう。

 

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しかしどちらも商業的にはマイナスです。テレビ局が「省エネのためにテレビを切りましょう」とは絶対に言わないのと同じです。地球温暖化対策は単なる商業のための理由になっており、私たちはそのためにお金を使わされているだけです。しっかりと考えて「本質的な」温暖化防止を進めていきましょう。見ていない時にテレビを切るのは立派な温暖化対策の一つです。

 

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