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2014年9月11日 (木)

「反省」の功罪

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アメリカの企業で働いていた時に驚いたのは「反省」という言葉が企業風土にない事です。そもそも日本語の「反省」に相当する汎用の英単語は見当たりません。

「なぜ反省しないのか」といら立ちを覚えましたが、考えてみれば私たちは反省をしすぎているのではないでしょうか。彼らの方法は「レッスン・ラーンド」つまり、失敗から学び、次の仕事に生かすことです。失敗に落ち込まない、すぐに忘れてしまいます。反省の悪い所は落ち込むところ、もしくは失敗した人を落ち込ませるところです。

 

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何かに失敗した時、ほとんどの場合は取り戻すことができません。再発防止策を考えるしか未来に生かすことはできません。それではなぜ反省するのでしょう。私は「一種の礼儀」と感じています。「反省しているのであれば仕方がない」と上司は感じ、反省していなければ「なぜ反省しないのか」と怒ります。つまり人間関係を円滑にするために反省しているのです。問題は本気で反省してしまう事です。

 

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反省は利益どころか損失を生み出します。反省しすぎれば寝られなかったり萎縮したりして仕事の効率が落ちる事もありますし、チャレンジ精神を失ってしまう事もあります。これらは企業にとって損害でしかありません。失敗して損した上に、ますます損をします。このような日本人特有の気質は企業にだけではなく、報道にもあります。事故を「反省していない」経営陣に対して悪人のような報道を繰り返します。しかし大切なのは事故への早急な対策であり、謝罪であり、再発防止策です。反省は残念ながら何も利益を生みませんし、事故の再発防止にもなりません。

 

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海外の企業を見習い、反省しない訓練が必要なのかもしれません。

 

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