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2014年6月 1日 (日)

貿易赤字は恐怖なのか

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2013年、日本の貿易赤字は13.7兆円だったそうです。私の財布に変化のないこの赤字にいったいどんな意味があるのでしょうか。お金は算数でしかありませんが、その算数がとても複雑です。私の知識ではとても正確に把握ができないのですが、算数好きのエンジニアとして考えてみます。多分「不正解」です(笑)
日本円は基本的に増えも減りもしません。ただ日本列島の内部を見たときに「収支」はあります。実はもちろん一か所だけ円を増やす場所があります。日本銀行であり公定歩合です。日本銀行は一般の銀行からお金を預かり公定歩合という金利を付けてお金を返します。この公定歩合分だけお金は増加します。日本銀行が100兆円供給していれば13.7兆円は大した問題にならないかもしれません。ここが一層物事を難しくします。日本銀行のお金の供給量は把握していません。

Ngt0097次に貿易です。海外から物を日本円で買います。ここで物とはドルも含みます。その日本円は国内から消え、物が入ってきます。これが輸出です。一方で海外に物を売り例えばドルでもらって円に換金します。これが輸入です。これは海外に出回っている円を買い戻す作業です。今は円が安くドルが高いので円はたくさん戻ってきます。ここで貿易赤字とは為替や株などを対象外とした物品の売買を対象にしていると認識しています。ソフトウエアも物品です。つまり貿易赤字の13.7兆円は日本の円収支の側面であり、実際には円の発行金額、株式の取引額、為替の影響もあるので日本経済にどの程度の影響があるのかわかりません。
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ただ日本を一つの企業にたとえましょう。原材料を仕入れて製品を作り利益を得ます。これが13.7兆円の赤字だというのです。確かに大赤字ですが、SONYPanasonic、シャープなどの赤字金額などに比べればそれほど大それた金額では無いようにも見えます。しかも日本は長い間、貿易黒字だったので貯金があるのでは?と考えてしまいます。ここでわが国には貯金があるのかどうか考えてみましょう。すぐに赤字国債が目に浮かびますね。日本は余剰だったお金のほぼすべてを「赤字国債」の形で借りているのです。つまり日本が公定歩合を上げずに国際赤字を出しつづけられている背景にはバランスとしての貿易黒字が大きな安心材料であり、それが今赤字になったのです。

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赤字の大きな要素は燃料費であり、原発再稼働に気合を入れている気持はわかります。多分、国債が回らなくなりつつある、売れなくなりつつあるのでしょう。消費税を上げて消費が冷えれば輸入が減るかもしれません。貿易は黒字になるかもしれないのです。政府はそんなことまで計算に入れているのかもしれませんね。

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