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2014年6月 3日 (火)

ガソリン車はまだまだ進化する

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ハイブリッド、電気自動車と言う風は自動車業界の主流になっています。もう一つの風は軽自動車です。しかしここにきて風向きが変わりつつあります。なんとガソリン車の復活です。

 

プリウスが大成功したのはハイブリッドの電気自動車機能と考えられているかもしれませんが、電気自動車機能は加速と減速で大きな意味を持ちますが、それでは巡航中には燃費改善ができません。プリウスの最大の成功要因はエンジンにあります。1800CCなのに1000CC程度の馬力しか出せないエンジンは巡航速度に置いて驚くほどの低燃費で走ることができます。アトキンソン・サイクル・エンジンと呼ばれます。

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アトキンソン・サイクルは過去にも何度か登場していたのですがあまりにも非力なために消滅していました。ハイブリッドと組み合わせることで復活したのですが、ハイブリッドにも弱点はあります。最も大きな問題は値段が高くなる事であり、他にも仕組みが複雑になる、車重が重くなるなどの問題があります。ハイブリッドを取り去り、アトキンソン・サイクル・エンジンのみで走る事が出来れば、低燃費と低価格が実現できます。今その取り組みが進んでおり、トヨタなどでは既に実用化の段階に入りました。マツダのミラーサイクルを発展させたスカイアクティブより低燃費です。ただ燃費は驚くほどの数字でない物の従来車並みのトルク(加速感)があり、一定速度で巡行する機会が多いドライバーにはハイブリッド並みの燃費が期待できます。

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海外の市場を見据えたとき、原油の高騰からガソリンの値段はどこの国でも上がってくるはずです。しかし高価なハイブリッドは買う事ができません。軽自動車は日本専用の車種であり、海外ではほとんど売れません。そこで現状と値段が変わらず燃費が向上した車は世界市場に向けた大きなチャンスとなるはずです。アトキンソン・サイクル・エンジンにはまだ解決しなければいけない問題があります。この問題は単にエンジンだけではなく、フライホイール、自動変速機、ターボやスーパーチャージャーなど過給機との組み合わせなどが期待できます。

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世界中の車の燃費が平均で3割下がれば、必ず原油も安くなるはずです。昔から感じている事として電気自動車やハイブリッドは主流ではなく、従来エンジンの大幅な効率改善こそが地球温暖化に最も効果がある手段と考えています。

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