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2014年5月15日 (木)

幻想郵便局 堀川アサコ

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作品としては現時点で3部作になっていますが、実際には次に続く幻想映画館との2部作です。幻想日記店はあとから無理矢理修正されていますが、独立した本として読めます。その話題は幻想日記店の紹介で。

 

さて、この微妙なホラーの作品で怖くなって途中で読むのをやめたいと感じる事はありませんでした。ちょっと背筋がひんやりとするくらいです。不思議な世界を大胆に描いており、主人公が生きているのか死んでいるのか悩むくらいです。とにかく言葉を選んで書かなければネタバレしてしまいそうなので細心の注意を払いながら紹介します。

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仕事が見つからず困っていた主人公の安倍アズサがアルバイト先として紹介される山の上の郵便局で不思議な世界と触れ合う話です。一番怖いのは初めて郵便局に到着するまでの部分、その後世界観がわかってくればそれほど怖さはありません。ただやはり少しザワザワする感じは残りますし、特に最後の戦闘シーンは進撃の巨人並みの激しさです。主人公はヒロインではなくただ振り回されるだけですが、そのせいか読者として共感できました。

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この2連作の影の主人公ともいえる真理子さん、彼女の破天荒ぶりがかなり笑えます。このひと騒動から主人公の安倍アズサは何かを学んだのでしょうか…たぶんそんな話ではありません。ただ可能性として、「どんな特技も身を助ける」という教訓がこの作品のテーマかもしれません。

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次に続く幻想映画館には真理子さんだけが登場します。

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