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2014年5月21日 (水)

発見が続くナスカ地上絵

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ナスカの地上絵は飛行機により20世紀に「再発見」されたため、今でも新しい絵が発見され続けています。
首切りの絵がみつかったのはごく最近ですが、今度はラマの絵が見つかったそうです。これらは当時の人たちの生活様式を説明できる貴重な発見ですね。ラマの絵の特徴は丘に書かれ、低地から全体が把握できる「観賞用」であったことも話題となっています。絵は観賞用に書かれていた、そうすると平面に書かれていた巨大な絵はどのように鑑賞していたのでしょうか。謎ですね。
Ise0094 蜘蛛やサルやハチドリ等の地上絵が有名です。何がすごいって、これらはナスカの近くに住んでいない動物でした。もちろん絵が描かれた頃は地球環境が大きく違うので、これらの生物が近くに住んでいたのかもしれませんけど、可能性が高い仮説にはなりません。当時から旅行や交易がおこなわれていたと考えたほうが自然です。首切りの儀式がある一方で車や飛行機でも大変な距離を移動して交易をしていたのです。アンデス山脈を越えアマゾンを乗り越えたのですからすごい。首切りは人食文化ではなく宗教だったのでしょう、ラマは家畜と考えられています。残酷とはいえ高度な宗教を持ち、家畜の文化が育っていたのです。しかし文字を持っていませんでした。日本もそうですが豊かで土地の所有と取引を必要とする農業を必要としない国では文字文化が進化しません。ただ彼らにとって絵画は重要な娯楽であり、意思伝達方法であり、記録だったのでしょう。
Ise0096 地上絵の保存が大きな懸念になっています。広範囲に点在する地上絵をひとつ残らず保存する事は不可能に近いでしょうね。特に自動車と観光地化が何百年も変化の無かった地面からタイヤや靴が消しゴムのようになって線を消していくのでしょう。消える事が避けられない以上、保存以上に記録が大切と考えています。そして記録を充実させるためにはできるだけ早く、一つでも多くの地上絵を発見し、写真や図面に残すべきです。今は緻密な航空写真が誰でも簡単に利用できます。世界中の1万人のボランティアがエリアを区切ってナスカを詳細に調べていけば、今の何倍もの地上絵を見つける事ができると思うのですけどね。
Ise0099 これからどのような絵が見つかるか、楽しみですね。
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