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2014年5月31日 (土)

残業代ゼロの恐怖

Ise0142
どうせ今でも残業代が付かないのでどうでもいい話、全員に残業代を出すと言う法改正であればうれしいのですが(笑)
残業代ゼロになれば、懸念されるのがサービス残業や過重労働です。残業代ゼロなのだからサービス残業と言う表現自体はおかしいですね。残業代は本給に含まれるというのが契約になります。ただ問題は「本人や組合が同意した場合のみ」って、同意しなければリストラと言う技をブラック企業が使ってきそうですよね。法律さえ通れば、かなりの中小企業がこのシステムを利用してくるはずです。しかし物事はそんなに理想主義では動いておらず、今でもサービス残業はいたるところで発生しているはずです。企業にとって合法化とはなりますが、今働いている人にとっては変化が無い法改正かもしれません。
Ise0135
しかしちゃんとした企業であれば、一定の「みなし残業金額」を給与に付加して残業代を無くすことでしょう。年収1000万円以上など、企業内でも限定的な社員が残業なしになった場合、残業代が出ない人に残業が集中する心配はないでしょうか。(その前に本音を言えば年収が1000万円もあるのに残業代が出ている企業があるのですね、うらやましい。)個人的な経験ですが残業代が無くなった時に残業が増えたかと言うとそんなことはありませんでした。給与体系が変わっても仕事が増えるわけでも減るわけでもないので、残業の時間数はほとんど変化しませんでした。また年収1000万円を超える人は基本的に仕事が好きで、もともと残業が多く苦にしません(だから体を壊すのですけどね)。つまりこの制度が始まっても、誰にとってもあまり変化はないように感じています。そもそも残業でバリバリ頑張ってほしい若手の多くは残業が嫌いだし…私の若いころと言えば残業代は車のローン、必死に働くという人が多かったのですが、車を持つ若手の減少が原因かも(笑)

Ise0140
この法改正の意味は何でしょう。よく理解ができないのです。「残業代を払わない代わりに残業を無くし定時で帰りましょう」という意味でしょうか。そうであればかなり無茶です。仕事の量は給料で決まっているわけではありません。残業分の業務は新しい人を雇用しろという事でしょうか。雇用は複雑な問題です。例えばオフィススペースが無ければ雇用したくてもできないのです。2人しかいない職場で3人に増やすことには無理があり、どうしても残業対応です。結局残業代を払わない事で発生する状況は一部の人の収入が減り、苦しむだけと考えられます。

Ise0143
私はこの法律に苦情を言うというより、政府の無神経な法改正に恐怖を感じます。

Ise0144

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