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2014年5月29日 (木)

有人宇宙開発はなぜ停滞するのか

Ise0120
ロシアが人工衛星ISSの運用を2020年で終了すると発表しました。人を宇宙に上げる事の出来るロケットはロシアのソユーズしかなく、アメリカは開発する意思がありません。ロシアとアメリカの関係が悪化していますので2020年まで継続できるかどうかも不安ですね。子供の頃に夢を抱いていた人工衛星はこれ以上の発展を見せず、子供たちが持っていた宇宙飛行士の夢も途絶える事となりそうです。アメリカが火星旅行を考えていますが、個人的には難しいと考えており、多くて1回か2回しか行かないでしょう。ガガーリンから始まってアポロで盛り上がった宇宙開発はなぜ今停滞をし始めたのでしょうか。

Ise0126理由は簡単、値段が高いから(笑)他にも理由はあって冷戦の終焉と言う話はいつもしています。また無人の人工衛星が発展し、有人である理由はほとんどなくなりました。有人の人工衛星は「宇宙でしかできない実験をする事」を最大の目的としています。夢は無尽蔵である一方、利益を上げる成果を収めていない宇宙での実験。「無重力」である事による特殊な反応はそれほど多くなさそうです。どんなプロジェクトでも一緒で、経済性が無いのであればどこかで撤退の決断をしなければいけません。かつて日本がバブルの頃に利益度外視の箱モノを作ってきました。これこそが三流国の政治だと感じますが、どうやら宇宙ステーションも同じ状況のようです。
Ise0128しかし人類は利益が無くても科学の究極を追求してきました。特に宇宙の謎を解くという人類にとって意味のない研究は、一種「アミューズメント」つまり芸能やアニメのように多くの人に夢を与えてきました。人間は何も経済性だけでお金を使うのではありません。車だって公道では意味を持たないモンスターマシンが飛ぶように売れます。日本だって無駄と思える高速道路をたくさん作ってきました。しかしそれらと比べても宇宙ステーションはあまりにコストが高く利益を生まず「夢のために」国家予算の数%もお金を使う事は出来なくなったのでしょう。
Ise0130
一方で無人の人工衛星は今後も大量に作られるでしょう。カーナビでわかるようにその経済性は明確です。有人宇宙旅行にお金を使っている場合ではない、それが有人宇宙ステーション撤退の大きな理由になっているような気がします。

Ise0132

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