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2014年5月12日 (月)

輸出競争力低下の現状

Ngt0039

ここはニュースの裏側をエンジニアが考える「トレーニング」の場です。事実ではないし、データも調べていません。内容は不正確なのでご了承ください。
なぜ輸出競争力が低下しているのか考えてみます。まず輸出が減っている理由を考えてみます。円安になれば海外での売値を下げる事ができます。価格が下がれば価格競争力は上がっています。実際に多くの輸出企業は黒字、もしくは赤字縮小と言う状況にあります。それなのになぜ輸出が減り、輸出競争力が低下しているという表現になり、実際に貿易収支が赤字になっているのでしょうか。
Ngt0041 一つの原因としてドーナツ化現象があります。日本製品は売れているのですが出荷元は海外の工場です。この場合、日本を基準とした輸出は発生しません。円高時代の厳しい競争の中で、仕事のみならず原材料の搬入先も日本を経由しないという事になるわけです。その一つの障壁が関税であることも確かですね。TPP交渉が遅れる中、好況であっても工場の海外流出は止まりません。一方で円安のため輸入品の値段が上がっているにもかかわらず国内の消費は加速しています。燃料、鉄鋼などの金属材料、公共事業が増える中、これらは国内消費を増やしているのです。海外で作られる日本メーカーの製品も「輸入」されています。円安、内需拡大、これらは好景気の影響であり、長い目で見れば日本強靭化(もしくは劣化のパチ充て)となるのです。しかしニュースは国内景気の改善や輸出の問題ではなく「輸出競争力」と言っているのです。
Ngt0043 それでは「輸出競争力」とは何でしょう。日本の製品に魅力が無くなり売れなくなったという状況です。たとえ円安で値段が下がっても、日本が品質面で素晴らしい製品を作っても売れなくなったという意味です。確かにその傾向はあります。先日も触れたのですがヨーロッパで日本車が売れない、特にハイブリッドが売れないというニュースがありました。日本の公害規制という不思議な壁が原因となっている事も考えてみました。また日本製品に革新的変化が無くなったことも気になります。革新的な製品と言えばSONYを思い出しますが、最近はヒット商品に恵まれていません。ダイソンのような革新的な商品は日本の十八番だったのに。また革新的な製品が生まれないので品質ばかりで競争し、日本製品は過剰品質と言うニュースもよく聞きます。技術流出と言うニュースもありました。日本の技術が韓国などに流れ、開発費を抑える事で低価格を達成しテレビなどは明らかに世界中で競争力を失いました。日本がエンジニアを軽視しすぎてきたためだと感じています。リストラや給与システムの変更に配慮が無さ過ぎましたね。日本企業と政府の責任であり、韓国や中国はビジネスをしただけで何も悪くないと感じています。
Ngt0044 それじゃあ、どうすればいいのか。実はこの状況は過去のアメリカに似ています。アメリカはシェール革命で変わりつつありますが、原則貿易赤字の状況は続いています。アメリカと同じ状況になると考えれば赤字からの脱却は難しく、政府がデフォルト(つまり日本国債がデフォルト)になるという可能性まで見えてきます。シェールのような革命力があるのは日本の農産品です。安全で高品質、なによりもおいしい。高くても売れるはず、TPPで頑張ってほしい分野です。
Ngt0046

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