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2014年4月 1日 (火)

STAP細胞議論に見る論文の難しさ

Kyo0127

 

STAP細胞がトップニュースで扱われたときに「早すぎる」という懸念を誰もが持ったと感じています。なぜ報道が先走ったのか。「美人リケジョ」「30代」ニュースになると飛びついた報道には大きな問題を感じます。コピペにも問題はあると思いますが、最大の問題は「誰にも再現できない」点です。内容がねつ造であればレポートとしては大問題ですし、チェック機構の甘さで怒られている理研ですが、やはり損害賠償を請求してもおかしくない結果です。ただ理研のチェック体制以上に報道と同じく「美人リケジョ」を宣伝に使ったところはないのでしょうか。素人でも感じる「簡単すぎる」というSTAP細胞の懸念、当然理研も感じていたはずですがなぜ理研は検証をしなかったのか。

Kyo0128

 

かつて電話を開発したベルより少し早く同じシステムを開発した人がいたそうです。しかし特許申請が遅れ、今でもベルが電話を開発したことになっています。科学の発見は突然もたらされるように見えますが、実際には導線があって遅かれ早かれ誰かが気が付く状態になっています。アインシュタインの相対性理論でも電磁波の世界に矛盾があり、それを説明できる理論をまとめ上げただけだといわれています。ただアインシュタインは気が付くのがあまりに早く、やはり天才であることは事実です。通常はもっと臨界点に近付いた段階で誰かが発見します。iPS細胞があった時、万能細胞の簡略製造法は誰もが取り組んだ課題でしょう。「一分一秒の争い」が質の低いレポートになったのではないでしょうか。

Kyo0129

 

個人的に今回のレポートが嘘、ねつ造だったとは思っていません。ただ、奇跡(もしくは奇策)だったのではないかと感じています。何かもう少し条件が必要で、その条件を満たさない限り確実なSTAP細胞はできないのではないでしょうか。ただiPS細胞が実在している現在、STAP細胞ももう少しのところでできると信じています。その研究がレポートの不備で遅れるのは残念で仕方がありません。今回の大きな問題はいくつかありますが、まず「報道の過熱ぶり」です。検証試験が終わっていないレポートを元に大きく報道しすぎました。かつて高速を超えるニュートリノというニュースが話題になった時と似ています。今回のようにレポートが提出されるのは当たり前です。その後に多くの人が検証を行い再現された時点でレポートにすべきです。ニュースはネタを探しすぎ。

Kyo0131

 

個人的にコピペが悪いとは思っていません。ただ「出典」にすればよいのです。万能細胞の一般論、一部の写真の転用はレポートを書く上で時間短縮の良い方法です。ちなみに私のBlogも何らかのニュースを見た情報の受け売り部分が多く、「出典」を求められたことが良くあります。ただ利益を追求した学術論文ではなく、趣味の言葉遊びなので許してほしいのです(苦笑)

Kyo0134

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