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2014年4月16日 (水)

伊藤博文と韓国併合

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安重根の記念館が日中韓の新しい火種になりつつあります。一つの国では犯罪者であり、もう一つの国で英雄と言う存在は決して少なくはありません。伊藤博文自体もそうでしょうし彼もその一人です。私は地理が好きな一方で高校時代に歴史、特に明治以降の歴史について勉強していません。そこで新鮮な気持ち、自習のつもりでこの事件を調べてみます。
韓国併合が安重根の伊藤博文暗殺により加速されたかどうかは私にはよくわかりません。伊藤博文が暗殺される前に日本は韓国の支配を強めており、遅かれ早かれ韓国併合は起こっていたはずです。それではなぜ日本は韓国を併合しなければいけなかったのでしょうか。わからないのはその時代背景です。

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アメリカやヨーロッパに対抗するためのわかりやすい大東亜共栄圏という構想や満州事変が発生したのは昭和であり、日韓併合はそのかなり前に行われています。合併の理由は別にして、なぜ日本が簡単に朝鮮半島を併合できたかと言えば、「李氏朝鮮」という当時の朝鮮半島の支配王朝が弱体化していたからです。この時期には既に香港がイギリスにより植民地化されており、中国(清)は列強に切り取られつつあった時代です。韓国も放置しておけばヨーロッパの列強に支配される状況にあり、韓国を足掛かりにして日本に来ることが誰でも想像できていた時代です。日露戦争は既に終わっているのですからキリスト教集団は日本のすぐそばまで来ていたのです。日本が李氏朝鮮と同盟を結び防衛線を作るという案も現代であれば考えられますが、李氏朝鮮があまりに弱かったので、当時の日本政府は欲が出たのでしょう。国土の拡大はいつでも多くの国にとって夢であり、尖閣や竹島など小さな領土でも大きな問題になっています。

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日本はまず朝鮮半島を「保護国」と呼んでいます。キリスト教集団から保護をするという言い訳だったのでしょう。以上のように上っ面だけを考えますと、日本が韓国を併合した理由は比較的明確です。保護国という支配形態は現在の「アメリカに保護されている日本」より支配的だったようです。李氏朝鮮と政治方針が大きく違い民主主義を推し進める日本は「端的に」強圧的な支配を進めるしかなかったのでしょう。日本が極端な帝国主義を推し進めるのはもう少し後ですが、日本が韓国を併合したのは民主主義でありながらキリスト教的植民支配を推し進めるヨーロッパの悪い方法を見習ってしまったからです。さてそれでは安重根氏は犯罪者だったのか。ここは殺人と死刑(私刑)という二つの国の考え方があります。死刑自体が犯罪と考えられ始めている国際社会においてテロはやはり犯罪でしょう。しかし当時の事件に今の基準を当てはめると間違いとなります。

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彼の行動は革命だったのかもしれませんが、単独犯で動かなければいけないほどに当時の朝鮮半島は弱体化していたのでしょう。結果としてはテロ程度の扱いになってしまったのでしょう。これが戦争や内乱と言う形だったら確かに彼はヒーローかもしれません。ただ単独犯としての彼の行動は朝鮮半島にとって決して良い結果にはならなかったと感じているのですが如何に。韓国が安重根を祀り上げているのは、日本を非難するための「触媒」であり、安重根が喜んでいるかどうかはわからないのです。慰安婦問題もそうですが、韓国政府がこれほどまでに慰安婦の方たちを前面に押し出すのは被害者にとっても終わりのない国同士の争いに巻き込まれており、不幸のような気がします。

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