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2014年3月24日 (月)

最近の邦画について思う事

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黒木華さんがベルリン映画祭で主演女優賞に相当する賞を受けられたそうです。おめでとうございます。

 

「小さなお家」を観に行った家内は戦争シーンがあまりに「ちゃちい」…失礼、抽象的表現で興ざめしたといっていましたから大きな賞を獲得した事には驚きました。よく聞いてみれば演技自体はよかったのだとか。「第二次世界大戦」敗戦国の戦争映画というところにも「ベルリン」が食いつく特別な香りがしますが、多くのドラマでも見かける黒木さんの受賞は彼女の才能の賜物と感じます。

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最近の邦画は何らかの不自由をかかえた人を描いている「不幸中の幸いから涙を誘う」映画が増えているように感じます。しかし「人の不幸」を扱う場合、細心の注意が必要であると同時に、個人的にはテーマとしてあまり好きではありません。映画ではありませんが「明日ママ」議論は記憶に新しいですね。この手の映画には不快に感じる人が少なくないので、細心の配慮が必要です。邦画にも同系統の大作が多く、フォレスト・ガンプ、レナードの朝などは最高の映画でした。

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もう一方で「新しい形のギャグ」も人気ですね。テルマエ・ロマエやトリックなどが良い例です。特にテルマエはテーマが斬新で、よい変化だと感じています。一方悪い変化として漫画やアニメの実写化も増えています。ほとんどヒット作がないアニメの実写化、なぜかチャレンジを続けます。キャプテン・ハーロック、進撃の巨人、あしたのジョー、銀の匙、アニメで大ヒットしてコアなファンがいる作品は実写化にするとまず失敗します。なぜ実写化のチャレンジを続けるのでしょうね。特撮が多くてコストも高いはずなのですが。宇宙物はアメリカに任せておけばいいのです。

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日本経済は盛り返してきたように見えますが、まだ一般家庭にまで到達しておらず、映画のスポンサーも戻ってきていません。不幸物は経済が回復している過渡期に比較論として自分が幸せだと感じられるという意味で回復感に同調できるので人気があるのでしょうし、ギャグ作品が増えたのはみんな笑える余裕ができてきたのだと感じています。しかしなぜアニメの実写化…。

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