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2014年1月19日 (日)

中国からの企業撤退

Dan0038

同じことの繰り返しです。

 

戦後の日本が Made In Japan 人気を誇っていたのは固定為替による圧倒的な円安と「物まね技術」でした。日本の技術には独自性が無く、開発されている技術を改良し高品質で円安効果を使って安価に売るという「加工貿易」で高度成長期に向かって復活を果たしたのです。東京タワーだって色こそ違いますがエッフェル塔のコピーでした。日本人の給料が上昇し為替が変動相場になってから日本は変わりました。技術大国になりましたが工場は日本から脱出をはじめ、Made In Japanは見かけなくなりました。

Dan0033

中国から日本の企業が撤退しているのは為替が大きな理由です。ドル建ての固定相場である中国通貨の元は円安で極端に高くなってしまいました。中国にある日本の工場は中国の企業に対する競争力を失いました。もちろん中国企業の給与上昇も一因ではありますが、給与は中国籍の企業だって上昇しているはずです。中国と日本の競争力差が発生した大きな原因は為替変動と感じます。それでは給与の上昇は問題になっていないのか。

Dan0035

ドル建て、およびドルと比較的強い相関で変化しているユーロの国々に対して、Made In Japanが売れなくなった事と同じ現象が中国に起きています。仕組みはともかく中国製品の値段が上がっているのです。ドルと元は相場が固定ですから、為替が原因ではありません。こちらは中国の平均給与上昇が大きくかかわっています。いまではベトナムなどの東南アジアが中国の半分程度の人件費となっています。製品品質も中国と同等、最近Made In Chinaを見る事が少なく、服などはバングラデッシュ製などが増えてきました。

Dan0041

残念ながらMade In Japanに戻るという話ではありません。

Dan0042

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