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2014年1月29日 (水)

脱原発の人は乗せられません

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タクシーの乗車拒否という話。常識からすればあり得ないのですが、なぜこのような事態が発生したのか考えてみます。

 

「もんじゅ」の廃炉は国家戦略を揺るがす大きな議題で、日本全体の世論としては廃炉の期待が大きそうですが、もんじゅと暮らしてきた地元にとっては死活問題です。地元では多くの人が存続を求めており、世論があまりに廃炉方向なので感情的になっています。廃炉派議員の乗車拒否はドライバーではなくタクシー会社の判断であり、もしかすればオーナーやお得意様の指示なのかもしれません。ただ問題は「公共交通機関が主義主張により乗車拒否をしてよいのか」という問題です。

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「踏絵」を思い出しますね、日本人らしい文化だと感じます。このような差別的な行為がまかり通る国民性があるのでしょう。海外でもあるのかもしれません、差別の問題はいたるところにあります。しかし主義主張で区別するという行為は差別とは異なる公私混同です。問題はタクシーの公共性です。私の感覚で言えばタクシーは公共交通機関です。その為、近距離客の拒否などは「違法」となりました。同じことだと思いますが、お客さんが乗るときに「反原発派ですか?」と聞いて乗せるかどうか判断するという行為は許されるべきではないはずです。

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しかし問題は国会議員と言う人気投票…失礼、選挙で選ばれた人です。今回の事件の扱い方次第で人気が上下するでしょう。ニュースの使い方が非常に上手だったと感じています。強い口調で非難すれば体罰禁止の時代に合って人気は下がるでしょう。そこでタクシー会社に苦情を言うよりメディアを通じて公にしたわけです。今回のニュースは反原発の人たちの結束を高め、原発賛成の意見の異常さを感じさせるメディア作戦に使われたのです。これは明らかに正しい情報ではないのですが報道の仕方で「原発賛成派が暴挙に出つつある」と感じさせられたことでしょう。報道もその方向の報道であれば視聴率が得られますから一挙両得だったわけです。

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タクシー会社はここまで考えが回らなかったのでしょうね。良かれと感じてとった行動が賛成派の人数減らしに使われたというわけです。もんじゅ賛成派の作戦ミスだと感じています。

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