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2014年1月 4日 (土)

死海を救え

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「死海」という不吉な名前の湖が本当に消えゆこうとしています。子供の頃、地理、地形と言うものは変化しない永遠の存在だと考えていまいた。もちろんゴンドワナランドから五大陸が分かれたように、地形は目に見えない程ゆっくりと動いている事は知っていました。しかし湖と言う存在は私が予想していた以上に早く変化しています。一番驚いたのはカスピ海の横にあったアラル海。世界でトップ10に入るほどの巨大な湖でしたが、今はほぼ消滅しています。他にもアメリカのシリコンバレーなど深刻な水不足に陥っています。

 

 

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湖の消滅は主に農業の発達によって川の水を大量に利用して湖への流れが減少するためです。もちろん、砂漠は拡大期ですから、乾燥が進んだという場合もあるでしょう。不思議なのが地球温暖化をものすごく気にする国際世論なのに、湖の消滅という人間が起こした異常な変化がニュースにならないという事です。アラル海の消滅など、地域住民に与えた影響は太平洋の小さな孤島水没とは比較できないほどの大惨事だったはずです。もうちょっと、関心を持った方が良いような気がします。

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一方で「観光名所」として価値観のある死海には救済策が考えられています。紅海から海水を引こうというのです。死海は名前の通り死の湖で生物はほとんど住むことができません。つまり人間の生活環境から言えば価値がありません。そこにどれほど大量の海水をパイプラインで流し込めばいいのか、パイプラインの景観も気になりますが大量のエネルギーを使って海水を流し込もうというのですから温暖化問題を考えれば「悪」とさえいえませんか?まあ死海ですから生態系には影響しないのが救いです。

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一方で旅行好きの私としては世界で最も有名な湖の一つ「死海」を救ってほしいとも感じています。複雑な気分です。

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コメント

あけまして

おめでとうございます

中学生のとき、

「死海」がはじめ知りました。

わたし、「死海」へ旅行に行きたい

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