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2014年1月 3日 (金)

世界遺産を考える

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2013年に富士山が世界遺産となりました。「和食」も記憶に新しいところです。国宝に比べればものすごい勢いで増殖する世界遺産、基本的に美しい説明を付けて立候補すれば承認されることからギネス記録とまで行きませんが、価値に少々疑問を感じてきました。観光客が増えるとも言い切れず、保存が義務付けられる住民の負担増や管理費増を考えると本当に意味があるのでしょうか。観光客が増えて大切な自然の破壊が激しくなる場合さえもあるのですから。

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富士山の例を見てみましょう。観光客が大幅に増えたことで入山料を寄付金で集め、環境の改善も期待できます。一方でゴミが増え、十分な防備せずに登る危険な登山家などにより医療費の高騰や事故の増加も顕著になってきました。一方で私の家の近所にある世界遺産といえば(京都と奈良を除き)和歌山の熊野古道があります。多くの私有地が世界遺産となってしまい、大きな問題を引き起こしました。個人資産としては気軽に売れなくなりますし木材を売ることもできないので資産価値は下がった事でしょう。

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さて問題は「和食」です。この大雑把な「くくり」には驚きを隠せません。京懐石、江戸前寿司という絞り切ったものならわかりやすいですし、もう少し大雑把に懐石や寿司でもよかったのですが和食と言うと範囲がわかりません。家で出てくる焼き魚に醤油をかけると「世界遺産」なのでしょうか(笑)コロッケはヨーロッパから、カレーライスはイギリスから来た調理法ですから、コロッケ定食やカレー南蛮は和食を汚す邪道として条例で禁止されるとどうしよう(笑)多分和食が世界遺産になっても日本国内には何のメリットもないでしょう。海外にある和食料理のレストランにはメリットがあると考えています。これぞ世界遺産。

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2014年はどこが世界遺産として指名されるのでしょうか。堺の大仙古墳(仁徳天皇陵)も立候補したようですがもう少し研究するとか発掘するとかしなければ無理のような気がします。

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