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2013年12月19日 (木)

TPP交渉の課題

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TPPでは関税と、コメを含む主要五項目ばかりが話題となっていますが、他にも生活に影響を与えそうな議論が交わされており、日本は頑張っています。いくつか紹介します。

 

まず環境問題。日本は厳しい環境基準を持っています。日本が温暖化に貢献していないと責められるのは不思議で、日本は温暖化が問題になる前に圧倒的な省エネルギー、CO2削減を達成しています。しかし温暖化を加速させそうな「日本の環境基準緩和」がTPPで議論となっているのです。例えば車の環境基準ですが、日本車は厳しい日本の環境基準を守っています。いくつかの外国車はこの環境基準を満たすことができず、TPP後も日本では販売できません。そこで「今以上にCO2や発がん性物質を排気する車を許可する」緩和が叫ばれています。まあ緩和してもそんな車を日本人が買うことはないので大丈夫ですけどね。

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一方で日本は世界に対して日本の環境基準を守るよう各国に求めています。これは例えば中国で発生している大気汚染(中国はTPPと関係ないのですが)や地球温暖化の本命と考えられる水質汚濁の問題を緩和する良い提案ですが、当然大きなコストがかかりますから発展途上国は猛反発です。温暖化の問題は「世界の一部で」盛り上がっているものの、世界的を見れば経済発展が優先であり、環境に興味を持たない国は少なくありません。それどころか中国の大気汚染のように健康懸念にさえも本気で取り組めないのです。

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もう一つがジェネリック医薬品。アメリカは著作権の延長に加え(いわゆるディズニー問題)薬品の特許期間延長を要求しています。これはジェネリック医薬品が減ることを意味しています。日本は金持ち国家ですし健康保険があるのでジェネリックがなくなってもどうにかなりますが、発展途上国で薬の値段が高騰すれば寿命を縮めてしまう人まで出てくるでしょう。アメリカの人命よりも企業利益優先と言う考え方には承服できませんね。

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いろんな問題があります。企業としては早くTPPを締結してほしいのでしょうが、個人的にはしっかりと時間をかけ詳細を詰めてから開始すればよいと考えます。

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