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2013年11月24日 (日)

TPPはどうあるべきか

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前提について話しましょう。

 

いま世界中で戦争は難しくなりました。闘争は武力ではなく経済を舞台に変えています。明確に経済手法という手もあれば、細かい湾曲した手段で特定の国を不況に陥らせ、貿易利益を搾取するという争いが続いています。TPPはその一つの地域闘争です。TPPは平等な仕組みでしょうか、それともかつて日本が苦しんだ不平等条約でしょうか。もう一つ見方を変えて話しましょう。日本は関税という防衛線を持っていますが、これは貿易で経済を保つ先進国として世界に誇ることができる平等な仕組みでしょうか。

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TPPは聖域のない関税の撤廃という方向に走っています。正直誰しもがそうなることはわかっていましたね。私はそれこそが平等と考えます。しかも20年の猶予があるというのですから、その間に国際競争力のある仕組みを作ればいいのです。この条件を嫌悪し日本がTPPから撤退すれば日本は第二次世界大戦と同じような大きな敗戦を背負うことになると考えています。

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ただこの20年の猶予には長すぎるという疑念があります。日本が関税で不平等な防衛を20年間維持できます。しかし関税は世界中で使われており、アメリカの関税も20年守られるのです。これは日本経済にかなり不利といえます。最初から全撤廃した方が平等です。米作についても同じです。今は日本のコメに競争力もあるし総量も多いのです。しかし海外は20年かけて計画的な準備ができる、20年後にふたを開けたら大変です。競争力がある今すぐに開放した方がいいのです。私たちは新潟産とか秋田産とかお米の産地に関してもこだわるのに、アジア産のジャポニカ米にすぐに飛びつく人がどれほどいるのか。一方でタイ米の焼き飯を食べてみたい。

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日本はこの経済闘争に負けつつあります。日本国内の少数意見に引っ張られすぎているからです。日本国民が選んだ政府がぶれずにTPP交渉を進めていただきたいものです。

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